書名
著者名
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出版社
価格
出版年 |
備 考 |
知っておきたい 考えることの基礎
石川倉二 |
ブイツーソリューション
1.300円(税別)
2010年 |
その名の通り、「考えること」の基礎について記載された本。
どう考えることが正しくて、どう考えることが誤っているのか、また、考える前提として知っておくべきこと等が、分かり易く説明されています。 |
論理的に考える方法―本質への筋道が読める (光文社知恵の森文庫)
小野田博一
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光文社
705円(税別)
2007年(※文庫化前は1998年) |
論理的に考えるとはどういうことかを、基本から実践まで分かり易く解説した本。
「自分は論理的に考えることができる」と勝手に思い込んでいないで、一度、このような本を読んでおいた方が良いと思います。 |
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)
竹内薫 |
光文社
700円(税別)
2006年 |
人と言うものは、物事が正しいか否かの判断を0%か100%の2極でしてしまいがちです。
この書籍では、そのような極端で、根拠脆弱な思い込みや固定観念から脱却し、柔軟な考え方を身につける為の術が分かり易く解説されています。 |
超常現象をなぜ信じるのか (ブルーバックス)
菊池聡 |
講談社
860円(税別)
1998年 |
超常現象を信じてしまう心を、心理学の観点から説明した本。
心理学の数々の実験が記載されており、人間が持つ本質的な特性としての、思考や記憶等の危うさを知ることができます。
この本を読んでおけば、人の言うことを安易に鵜呑みにしない力が身に付くのではないでしょうか。 |
クリティカル進化(シンカー)論―「OL進化論」で学ぶ思考の技法
道田泰司・宮本博章
<2012.6.4追加> |
北大路書房
1400円(税別)
1999年 |
きちんとしたものの見方・考え方をつけることを目的として書かれた本。
基本的に、4コマ漫画を例にして分かりやすく解説されていますが、若干、「一般向けにしては、解説が足りないかなぁ・・・」と思える箇所も。
「クリティカルシンキング」を学ぶには、この本から入ると、取っつきやすいと思います。
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クリティカルシンキング (入門篇)
E,B,ゼックミスタ / J.E.ジョンソン |
北大路書房
1,900円(税別)
1996年 |
「クリティカルシンキング」とは、「人間が陥り易い思考の落とし穴や、先入観を自覚した上で、そこから脱却し、ものごとを慎重に、偏りなく、合理的に考え、判断していくこと」で、本書はそれを身につける為の本です。
人が持つ思考の落とし穴について、心理学の観点から解説され、どのように考え、判断すべきかの指針が記載されています。
なお、若干、難しいので、ある程度、真剣に勉強するつもりで読むべきでしょう。一般向けの簡単な入門書と言うより、大学生向けの教科書といった感じです。
また、上の『超常現象をなぜ信じるのか』と内容が重複する部分もあるので、先にそちらを読んだ方が取っつき易いと思います。
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議論のルールブック (新潮新書)
岩田宗之 |
新潮社
680円(税別)
2007年 |
議論とは、どうあるべきなのか、また、その意義、心構え等が分かり易く解説されています。
世の名では、議論として成立していない議論をよく見かけますが、この本を読んで、議論のあるべき姿を知っておきましょう。
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ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)
飯田泰之 |
筑摩書房
680(税別)
2006年 |
もっともらしいだけで、実は根拠のない「ダメな議論・主張」を見抜く方法を、実例を上げながら解説した本。
ただ、著者の専門が経済学の為、実例も経済学関連が多くなっており、少し難しいかも知れません。 |
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
ティナ・シーリグ
<2014.1.7追加>
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阪急コミュニケーションズ
1400(税別)
2010年 |
基本的には起業家をめざす人の為の内容なのですが、本書で説明されている「常識にとらわれないモノの見方・考え方」や「問題をチャンスへと変える力」等は、インチキ宗教を「おかしい!」と気づける力を身に付けることにも繋がると思います。
分かり易く丁寧な文章で、かつ、豊富な実例を用いて説明されており、スピ系や自称霊能者の本を読むより、よっぽど勉強になることでしょう。
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