『心の発見 現証篇』にツッコミ!(その6) ・・・ 高橋信次さま
※当記事は、(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)からの続き


 当記事では、「現証、理証、文証」の残り、現証の説明を見て行こう。
<P.157> (※(その5)からの続き)
 現証は、文証、理証を体得して、生活行為のなかに現れてくるものである。

 このように現証とは、
文証、理証を体得して、生活行為のなかに現れてくるもの
であるらしい。

 で、その「現れてくるもの」が何かと言うと、、、
<P.157> (※上記からの続き)
 心の安らぎ、人生の喜び、幸福な生活、調和された社会、人間は皆、神の子として兄弟だという自覚が生まれ、ユートピアが築かれて行く。

 なんや、個人レベルのものと社会レベルのものがゴッチャやな。
<個人レベル>
 心の安らぎ、人生の喜び、幸福な生活
 人間は皆、神の子として兄弟だという自覚

<社会レベル>
 調和された社会
 ユートピア
 まあ、社会レベルのものは、「皆が文証、理証を体得すれば」という話なのだろう。

 続いて、、、
<P.157> (※上記からの続き)
 その過程には、実在界から現象界の人々に対して、不変的神理であることの現象が起こってくるものだ。


(※管理人注) 簡単に言えば、「実在界=あの世」、「現象界=この世」。
 ま〜た、難解な文章やな。

 まず、「その過程」ってどの過程やねん。

 先に、個人レベルと社会レベルがゴッチャに記載されていたので、この文章からは
「上記の内、個人レベルのものが現れてくる過程」なのか、「上記の内、社会レベルものが現れてくる過程」なのか分からない。

 次に、「不変的神理であることの現象」ってなんやねん。

 とりあえず置いておいて、先に進もう。
<P.157> (※上記からの続き)
 多くの人々によって、奇跡的な諸現象が現われ、病気や心の苦しみから、人々を救う現象が起こってくる。
 しかも、法にもとづいて、
地獄霊達に光明の道を教え、救う道をも明示する
 
万人が救われる道、これこそ正法といえるのであろう。それは、あたかも太陽のように、慈愛に満ちて、万物万生を、偉大な力で暖かく包み込むように、神の子たる正しい道を示すであろう。


(※管理人注) 上記に色を付けたのは管理人。
 先に保留していた「その過程」は、次の記載があることを鑑みると、どうやら、「上記の内、社会レベルのものが現れてくる過程」が正解のようだ。
「多くの人々によって」
「人々を救う現象」
「光明の道を教え、救う道をも明示する」
 続いて、「不変的神理であることの現象」とは、ここに記載されていることを言っているのだろう。「奇跡的な諸現象」、つまりは、「病気や心の苦しみから、人々を救う現象」「地獄霊達に光明の道を教え、救う道をも明示する」である。


 さて、これで、現証の説明は終わりである。

 本物の「宗教の指導者」か否かを判断する手段として捉えれば、次のような観点で検証することになるだろう。

〇心に安らぎがあるか
〇人生に喜びを感じているか
〇人間は皆、神の子としての自覚があるか


〇奇跡的な諸現象が起こっているか
〇病気や心の苦しみから、人々を救っているか
〇地獄霊達に光明の道を教え、救う道を明示しているか
〇万人が救われる道、神の子たる正しい道を示しているか
 まあ、上三つは内面の話で上辺ではいくらでも取り繕いようがあるので、分かりやすいのは下四つの奇跡関連と言うことになろうか。


 そして、(その4)でも述べたように、高橋信次様自身はこれらの条件をクリアが出来ていると思っている。

 自分自身がホンモノで、「万人が救われる道」を説いていると思い、さらにその先には「ユートピアが築かれていく」と思っていたのである。

 
しかし、思考レベルの低い人がそう思っていただけなので、当然、アテにはならない。

 高橋信次様の死後もユートピアが築かれることが無かったという事実が、その、分かり易い証左だと言えよう。




 続いて(その7)では、高橋信次様が自分自身に起きていたと思っていた「奇跡的な諸現象」がホンモノなのかどうか検証して行きたい。



2018.06.1 新規

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こんなことを言っている高橋信次様は、自分自身が救世主だと思っていたんだろうナ。