「日本人はドラコニアン《YAP(-)》遺伝子》直系!だから[超削減]させられる」にツッコミ!(その4)・・・高山長房(高山清洲)さま
※当記事は(その1)(その2)(その3)からの続き


 (その3)にまで渡り見た通り、プロフィールの時点で既に怪しさ満点の高山様。

 プロフィールだけでここまでツッコミを入れた人は初めてだが、続いて、さらなる驚愕の事実を見てみよう。

 以下は、本書におけるイルミナティとハリウッド映画に関する記述である。

『日本人はドラコニアン《YAP(-)》遺伝子》直系!だから[超削減]させられる』 (高山長房/ヒカルランド/2012.9) P.112
DEEP SECRET ⑥レプティリアン・イルミナティの広告塔と戦略

 
ハリウッドがイルミナティだらけであるという証拠をみてみます
 
ハリウッド発信のSF映画やオカルティックな映画は、映画を通して地球人類の教化をするためのものであり、すべてが実話、実際に存在するものばかりであり、人類は映画を通して色々なことを学ばなければなりません!
 まず、「ハリウッドがイルミナティだらけであるという証拠をみてみます」とあり、どうやら高山様は、これからその証拠とやらを見せてくれるらしい(※このことは頭の片隅に留めておいて欲しい)。

 続いて、「ハリウッド発信のSF映画やオカルティックな映画は、映画を通して地球人類の教化をするためのもの」とあり、さらには、「すべてが実話、実際に存在するものばかり」であるらしい。

 
え~、すべてが実話って。。。
 
言い切っちゃうねぇ。

 
せめて、「中には、実話に基づいたものもある」くらいに濁しておきなさいよ。


 と、ここまでがいつも通りのツッコミなのだが、今回に限ってはこんなツッコミをして行きたいワケではない。
 と言うか、
個別の内容にツッコミを入れても全てが無駄だからだ。

 そのことを理解いただく為に、上記引用の続きを、Mituboshiのブログ」さんのブログ記事と比較しながら見て行こう。

 なお、下記表の左が高山様の書籍で、発売は
2012年。右が、Mituboshiさんのブログ記事で2010年に投稿されたものである。
 また、比較し易いよう、基本的に一文ずつ区切り、異なる箇所は
青字にした。
高山様書籍 (2012年9月発売)
P.112-114
イルミナティとハリウッド」 2010.3.31
1 イルミナティとドルイド(※管理人注:題名) イルミナティとハリウッド(※管理人注:題名)
2  イルミナティは、ハリウッドを通して大衆心理をコントロールしてきましたし、今もしています。そして、これからもします。  イルミナティは、ハリウッド(Holly Wood=Holy Wood)を通して大衆心理をコントロールしてきた、
3  もとになるマジックは、ドルイドの儀式からきています
もとになるマジックはドルイド(Druid)の儀式からきてい
4  ドルイドの宗教上の特徴の一つは、森や木々との関係であり、ドルイドはパナケア(ヤドリギ)の巻きついたオークの木の下で儀式を執り行っています ドルイドの宗教上の特徴の一つは、森や木々との関係である。ドルイドはパナケア(ヤドリギ)の巻きついたオークの木の下で儀式を執り行っていた
5  ドルイドはヤドリギに特別な力があると信じていたようです ドルイドはヤドリギに特別な力があると信じていたよう
6  これについては、プリニウスが『博物誌』に記しています これについてはプリニウスが『博物誌』に記してい
7  近代になって発掘された古代ガリヤの奉納物にはオークで作られたものが多いようです また、近代になって発掘された古代ガリアの奉納物にはオークで作られた物が多い。
8  また、四葉のクローバー等といった希少な植物を崇拝していたという事も伝わっています また、四葉のクローバー等といった希少な植物を崇拝していたという事も伝わってい
9  なお、神木の概念自体はケルト人に留まらず世界中に存在しています なお、神木の概念自体はケルト人に留まらず世界中に存在する
10  もちろん大衆を、子供の時から洗脳するためなのです もちろん大衆を、子供の時から洗脳するのである
11  プティリアンが将来、大挙して宇宙からやって来る時に備えて、受け入れの準備も怠っていません プティリアンが将来宇宙からやって来る時の為に備えて順備も怠らない
12  プティリアンは地球人と、お友達だからと子供に教えています プティリアンは地球人お友達だからであると子供に教え
 ご覧の通り、多少手を入れているものの、丸パク(笑)

 しかも、3段目では、「Mituboshiのブログ」さんの方はハリウッド(Holly Wood=Holy Wood)となっているのだが、高山様の方では英語部分が削除されてしまっている。

 
「ハリウッド→ Holly Wood → Holy Wood(聖なる木)」と言うことで、明記はされていないものの、この「Holy Wood(聖なる木)」ドルイドの神木信仰とつながって来るという話である。

 削除したらアカンやろ(笑)

 ハリウッドとドルイドのつながりの根拠が、無くなってしまいましたやん!


 
・・・果たして高山様は、内容を理解した上でパクれているのだろうか??


 ちなみに、「Mituboshiのブログ」さんの該当記事は上記が
全文で、他にハリウッド映画関連の画像が掲示されているのだが、その全てが高山様の書籍のP.113に掲載されている。


 さらに、「Mituboshiのブログ」さんが上記記事の次に投稿した記事が、高山様の上記文章の続きとなる。
高山様書籍 (2012年9月発売)
P.114‐115
イルミナティとドルイド」 2010.3.31
1 イルミナティとドルイド(※管理人注:題名。結局、こちらの題名が高山様の方で採用されたようだ))
2  ドルイドの起源は、古代エジプトで高級司祭階級をしていた一派で、当時ユダヤ人(司祭階級)と呼ばれていました、シリウス星人が教えた宗教儀式とブラック・マジックのエキスパートで人々をマインドコントロールしていました。 ドルイドの起源は、古代エギプトで高級司祭階級をしていた一派で当時ユダヤ人(司祭階級)とよばれていた、シリウス星人が教えた宗教儀式とブラック・マジックのエキスパートで、した
3   地中海の大地殻変動の時(火山活動)以来、スコットランドに移住して今日に至っていますが、イルミナティの一派なのです 地中海の地殻変動の時(火山活動)以来スコットランドに移住してきました。イルミナティの一派と考えて良さそうです
4  最近のローマ時代の遺跡発掘から考古学者は、ドルイドが大掛かりな規模で、食人、人身御供儀式をしていたらしいことを発見して驚いています!
最近のローマ時代の遺跡発掘から考古学者は、ドルイドが大掛かりな規模で、食人、人身御供儀式をしていたらしいことを発見し
た。

http://news.nationalgeographic.com/
news/2009/03/
090320-druids-sacrifice-
cannibalism.html
5 イギリスへの紀元前の訪問の後に、ローマ人は、およそ2000年の期間、ヨーロッパの大部分で広まっていました。
 
そのためケルトのこれらの上位の聖職者に関する恐ろしい話を知っていました

イギリスへの
1世紀紀元前の訪問の後に、ローマ人は、およそ2,000年の期間、ヨーロッパの大部分で広まっていたCeltsのこれらの上位の聖職者に関する恐ろしい話と共に戻りました
6 ジュリアス・シーザー(紀元前55年の最初のローマ着陸を導いた)、このネイティブのケルトが「神が囚人と犯罪者の虐殺に大喜びして、捕虜の供給が急に落ちると、純潔な人さえ犠牲にすると信じている」と語りました。 ジューリアス・シーザー(紀元前55年の最初のローマ着陸を導いた)、ネイティブのCeltsが「神が囚人と犯罪者の虐殺に大喜びして、捕虜の供給が急に走るとき、純潔な人さえ犠牲にすると信じている」と語りました。
7 帝政期の歴史家プリニウス・エルダーはさらに言いました。ケルトが儀式食人習慣を実践したと示唆して、霊的で物理的な強さの源として彼らの敵の肉を食べていた
最初に、世紀
歴史家プリニウスElderはさらに行きました、Celtsが儀式食人習慣を実践したと示唆して、霊的で物理的な強さの源として彼らの敵の肉を食べて。
8 ※該当なし しかし、唯一による先へ進むローマ人の言葉と 古代のCeltsはそれら自身関する文書記録を全くに残しませんでした; 歴史家が戦時の宣伝のような物語を捨てるのは、簡単です。
現在まで、それはそうです。
気味悪いドルイド発見
最近の気味悪い掘り出し物はドルイドのシークレット、土曜日に放送する新しいドキュメンタリーによると、そうした、ローマ人の記録を確認するようです。
 こちらの記事もほぼ丸パクリ。

 しかも、誤字脱字を直している箇所もあるのだが、
修正することによって意味が異なってしまっている箇所もある。

 例えば、5段目では、もとは「1世紀紀元前」となっているのだが、高山様の方は「1世紀」が抜け落ち、単に「紀元前」となってしまってえらく広範囲な期間設定となっている。

 また、6段目では、「このネイティブのケルトが」「この」を追加したことにより、ジュリアス・シーザーが「ネイティブのケルト」になってしまっている。(※ジュリアス・シーザーはローマの政治家・軍人で、ガリア遠征の際、『ガリア戦記』を記し、そこにガリア人(≒ケルト人)のことが記載されている)

 高山様は単純な誤字脱字の修正は出来ても、内容をきちんと理解した上での修正はできないものと思われる。(※もしかすると、誤字脱字の修正は編集が行ったものかも知れない)

 さらには、もとの文では、「イルミナティの一派と考えて良さそうですと断定はしていないものを、「イルミナティの一派なのですと断定形に変更したり(3段目)、「食人、人身御供儀式をしていたらしいことを発見した」と事実が述べられているだけのものを「発見して驚いています!に変更したり(4段目)。

 自由奔放と言うか、いい加減と言うか。。。


 さて、ここで当記事の最初に戻ろう。

 高山様は、「ハリウッドがイルミナティだらけであるという証拠をみてみます」と記載していた。

 しかし、今まではご覧の通りで、そして、この後を読んでも
その証拠とやらは出て来ない

 実は、この文章も「Mituboshiのブログ」さんの記事のパクリなのである。
ハリウッドがイルミナティだらけであると言う証拠。」 2010.03.19 (ブログ「Mituboshiのブログ」より)
ハリウッドがイルミナティがだらけであると言う証拠。
(写真1は、アカデミー賞授賞式)
 該当記事はこれが全文で、それ以外にアカデミー賞授賞式の写真、そして、センチュリー・プラザ・タワーズを横と上から撮った写真が掲載されている。

 そして、それらの写真には、米ドル紙幣で有名な
「3角形に目」、いわゆる「プロビデンスの目」が見て取れて、それが「証拠」だと言っていると理解できる(※授賞式の方は目だけ)。

 一方、高山様の書籍の方には、「Mituboshiのブログ」さんの記事に掲載されている授賞式とセンチュリー・プラザ・タワーズの上からの写真がそのまま掲載されている(P.113)。

 しかし、他の画像と共に掲載されていて小さい上に何のキャプションもなく、これがその「証拠」だと気付くのは非常に困難である。

 高山様、内容理解できてます?

 それとも、やっつけ仕事でコピペして、そこまで気が回らなかったんですか??




 以上、上記のパクリだけでも
ヒドいとしか言いようがないのだが、高山様をナメてはいけない。

 こんなもんじゃないのである。(※(その5)へ続く)



2016.05.03 新規

    精神世界
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いや~、最初、パクりだとは気づかず、真面目にツッコミ入れようとしちゃったワ。