『龍蛇族直系の日本人よ!』にツッコミ!(その3) ・・・ 浅川嘉富さま

<P.299>
@飛行機から眺めると一本の針のように見える細いビルに対して、どのようにして軽飛行機を操縦できる程度の力量しかないテロリスト犯が、機首を正確にビルに向けることができたのか? 突入機はリモートコントロールされていたのではないか。
 WTCが「一本の針のように見える」とは、いったいどれだけ離れた距離からの話をしているのだろうか。

 また、「軽飛行機を操縦できる程度の力量しかないテロリスト犯」とあるが、そりゃ、軽飛行機しか操縦できない人物がいきなり、ボーイング767型機を運転しろと言われても無理であろう。

 テロリスト犯達は、アメリカ国内にある航空学校で小型機の自家用操縦免許を取得した後、ボーイング767型機等の操縦方法をフライトシミュレータで事前に訓練していたのである。(※参考:Wikipedia「アメリカ同時多発テロ」)

<P.300>
A二機目の突入機を間近で眺めた女性がテレビのインタビュアーに向かって、「あの飛行機は民間機ではなかったわよ。だって窓がなかったもの」などと証言しているのはなぜか? 突入機は民間機にリモコン操縦装置を設置した軍用機だったのではないか。
 この女性がどの程度、「間近」で見たのか不明だが、生存してインタビュアーに答えていることを鑑みると、大して「間近」ではなかったと思われる。おそらく、それなりに離れた距離で、かつ、対象が移動していたことで窓が判別できなかっただけではないだろうか(仮に、本当に「間近」であったとしても、パニック時でかつ、高速で移動している飛行機をどの程度、正確に認識できたか疑問である)。

 なお、2機目が突入する際には、既に多くの報道陣と見物人がビルの周りに集まり、報道陣のヘリコプターも周辺を飛行していた。実際、2機目の突入を日本の報道でリアルタイムに見た人も多いはずである。

 上記のような証言一つに頼ってないで、きちんと、窓が無く、かつ、軍用機であったことを立証して欲しいものである。

<P.300>
B上空1万メートルの旅客機に搭乗していた乗客の携帯電話から家族に電話が入ったなどという、おかしな証言が出たのはなぜか? アルカイダによる乗っ取り劇を信じ込ませるための偽装工作だったのではないか。
 飛行中の旅客機で携帯電話の通話なんか出来ないんじゃないの?という話だが、これについては、HP「翻訳前のアメリカ」さんにて分かり易い反論が掲載されているので、そのまま引用したい。
翻訳前のアメリカ」 → 「第六十六回配信 9-11陰謀論 その1

折角なので
ユナイテッド93便に関連して指摘しておくと、
乗客の英雄譚が怪しいとされる根拠のひとつに、
"携帯電話で状況を知ったというけど
 飛行機で携帯電話はつながらないんじゃいか?"

という疑問がありました。

これに関しても、
ポピュラー・メカ二クス誌が取材しました。
携帯電話会社クアルコムの
技術担当者他に取材
したところ、

・2001年当時でも電波は
 30000〜35000フィートまでは余裕で届く。
 普通は50000フィートまでは届くはず。


・飛行機で携帯の使用を禁止しているのは、
 飛行機の電子機器に悪影響があるかもしれないという
 点のほかに、
 複数の中継局が携帯の電波をひろってしまい
 地上のシステムが混乱するという理由もある。
 具体的には、通話の中断や音声の途切れがおこる。

ということだそうです。

ユナイテッド93便の最高の飛行高度は40700フィート。
機内からの通話の多くは途切れがちで、
夫が奥さんに電話して名前を呼びかけた瞬間に切れて
それきりになってしまったという通話もあったそうです。


 このように、「旅客機に搭乗していた乗客の携帯電話から家族に電話が入った」ことは、おかしくも何ともない話なのである。

<P.300>
Cジャンボ旅客機の衝突などではびくともしないように設計された2棟のビルが、中型の旅客機が半分ほどしか突っ込んでいないのに、なぜ見事に崩壊したのか? ビル崩壊用の爆薬が使われたのではないか。
 浅川様の言っている爆破解体説は、911同時多発テロの陰謀論で良く聞かれるものの一つであるが、既に、きちんと科学的反論がなされていて、終了している話である。

 ここでは説明しないが、興味ある方は、以下のHPを参照して欲しい。

  ※「Skeptic's Wiki」 → 「911陰謀論」 → 「ツインタワーの倒壊」 → 「爆破解体説」

 まあ、そもそも論として、いったいどうやって、WTCの管理会社やそこで働いている人達に知られることなく、ビルを倒壊させる程の爆薬を設置できたのかと言う話である。

<P.300>
D隣に建っていた世界貿易センター第七ビルまでもが、なぜ一緒に崩れたのか? ビルには突入機をコントロールするリモコン操縦装置やビル崩壊の爆薬点火の指令室などがあったからではないか。
 飛行機が突入していないビルが倒壊したのは何故かという話だが、これも、科学的な反論がなされていて既に終了している話である。

 こちらも、詳しくは、以下のHPを参照して欲しい。

  ※「Skeptic's Wiki」 → 「911陰謀論」 → 「WTC7の倒壊


<P.301>
Eペンタゴンの破壊された穴(19メートル)は、なぜ突入したとされる民間旅客機・AA77便(38メートル)の半分しかないのか? ペンタゴンの突入現場に、なぜ旅客機の残骸がまったく残されていなかったのか? 機体のすべてが燃え尽きてしまうなどということは到底あり得ないことである。突入機は巡航ミサイルのトマホークか、特殊なビーム兵器だったのではないか。
 ここでは、ペンタゴンの破壊について複数の疑問が提示されているが、一つずつツッコんでいこう。

○ペンタゴンの破壊された穴(19メートル)は、なぜ突入したとされる民間旅客機・AA77便(38メートル)の半分しかないのか?

 そもそも、ペンタゴン西側正面の著しい損壊部分の幅は120フィート(
約36.5m)のようである。それでも、翼部分も含んだ機体の全幅38mよりも小さいが、WTCと違って、国防総省の本部であるペンタゴンはそれこそ、ミサイル攻撃等を想定して堅固な設計がなされていただろうし、また、漫画やアニメみたいに追突した形そのままの穴が開くわけでもないから、特に問題のある話ではないだろう。(※詳細は、「Skeptic's Wiki」 → 「911陰謀論」 → 「ペンタゴンへの攻撃」を参照)


○ペンタゴンの突入現場に、なぜ旅客機の残骸がまったく残されていなかったのか? 

 「残骸がまったく残されていな」いというのはウソ。残骸が少ないのは確かだが、これは、機体がペンタゴンの鉄筋にぶつかってバラバラになりながら、ほとんどが建物内部に入り込んでしまった為である。さらに、機体の78%はアルミ合金で出来ていたので、その後の火災でその多くは融けてしまったとも考えられる。(※詳細は、「Skeptic's Wiki」 → 「911陰謀論」 → 「ペンタゴンへの攻撃」を参照)

 ちなみに、ペンタゴンからは77便の乗員乗客の遺体も発見されており、その発見場所の配置図も公開されている。(※参考:『検証 陰謀論はどこまで真実か』(ASIOS/文芸社)P.195)

 突入機がトマホークや特殊なビーム兵器などでないことは確かであろう。


<P.301>
Fなぜ、旅客機が1機突入した直後から、世界中のテレビにビル崩壊の一部始終が放映されるなどという奇妙なことが起きたのか? 事前に、アメリカのテレビ局に事故発生の秘密情報を流し、世界のテレビ局に配信する手配を整えさせていたのではないか。
 ご存知の通り、日本でもリアルタイムに報道されていたが、日本、及び、世界各国の報道機関にも事前に手配済だったのだろうか? 理由は言えないが、9月11日に世界同時配信するからヨロシクと。

 むしろこれは、
「事前に知っていなければ、そのように迅速に世界中のテレビ局に配信する手配など出来ない」ということを先に立証すべきだろう。


<P.302>
Hブッシュ大統領は、事件の実態も判明しないうちから、「これは、我が国に対する宣戦布告である。直ちに報復をせねばならない」などと、なぜ高らかに宣言したのか? すべてシナリオができあがっていて、その全貌を承知していたのではないか。
 はっきり言って、この程度で、疑い出したらきりがないと言う話である。

 そもそも、同時多発テロの自作自演説は、これまで見て来た通り、根拠脆弱もいいところ。こういう、重箱の隅をつつくような疑問点を連ねて想像を広げ、正当化せざるを得ないのである。

 上記では、早過ぎることに疑いの目を向けているが、逆に、遅くても、同じように疑いの目を向けたことだろう。


<P.302>
I防空網と迎撃態勢が世界一完備されているはずのニューヨークの飛行禁止区域に旅客機が2機も進入しているのに、なぜ長時間にわたって迎撃機の出撃命令がでなかったのか? 政府のトップレベルからの出撃禁止の指示が出ていたからではないか
 何故、ツインタワーに突入する前に旅客機が迎撃されなかったのかという話である。

 まず、ツインタワーに突入した1機目のアメリカン航空11便であるが、ハイジャックを認識して突入するまでの経過は以下の通り。(※参考:「Skeptic's Wiki」 → 「911陰謀論」 → 「NORADとFAA」)
8:19 搭乗員がAA社の南東部予約オフィスにハイジャックを連絡
8:25 FAA(連邦航空局)のボストンセンターがハイジャックを認識
8:38 ボストンセンターがNEADS(※)にハイジャックを通知
8:46 NEADSが11便探索のためオーティス基地のF15ジェット戦闘機をスクランブルするが、8:46:40に11便はWTC北棟に突入

※NEADS・・・NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)の北東空域防衛管区
 次に、2機目のユナイテッド航空(UA)175便である。
8:52 男性の搭乗員がサンフランシスコのUAオフィスにハイジャックを通知
8:54 UAがコクピットに連絡を試みる
8:55 ニューヨークセンターがハイジャックを疑う
9:03 175便はWTC南棟に突入するが、ほぼ同時に第2のハイジャックが起こった可能性を、ニューヨークセンターがNEADSに連絡
 アメリカン航空11便では、NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)が連絡を受けて8分後に突入し、ユナイテッド航空175便では、NORADが連絡を受けたのと突入はほぼ同時である。

 よって、「長時間にわたって迎撃機の出撃命令がでなかった」わけではないし、当然、「政府のトップレベルからの出撃禁止の指示が出て」などいない。


 また、浅川様は、「防空網と迎撃態勢が世界一完備されているはず」と言っているが、アメリカの本土防衛網の空洞化について、『検証 陰謀論はどこまで真実か』(ASIOS/文芸社)に以下の通り説明されている。
『検証 陰謀論はどこまで真実か』(ASIOS/文芸社)P.191
 NORADの本土防衛体制は1990年代以前の米ソ冷戦時代に作られたものであり、2001年当時、アメリカ本土を空爆するような仮想敵国はもはや存在なかった。NORADの指揮下にあった戦闘機は全米でたった14機で、ハイジャックが発生した空域に配備されていたのは、そのうち4機のみだったのである。また、複数のハイジャック機を同時に自爆攻撃に利用するようなテロなど想定していなかった。世界一の軍事費を誇るアメリカの本土防衛網は、実際は空洞化していたのである。
※NORAD・・・北アメリカ航空宇宙防衛司令部


<P.302>
Jペンシルバニアに墜落したとされるUA93便は、乗っ取り犯と争っているうちに墜落したと発表されているのに、映像で見る限り、墜落現場の穴の周辺には飛行機の大きな残骸はいっさい見当たらず、13キロもの長い区域に残骸が帯状に散乱している。これはなぜか? 軍用機によって計画的に撃墜されたのではないか。
 先程は、軍用機に「出撃禁止の指示が出ていたからではないか」と言い、今度は、「軍用機によって計画的に撃墜されたのではないか」と言う浅川様。

 軍用機が撃墜しなかったら、それを疑問視し、今度は、軍用機が撃墜したのではと疑問視する。

 もはや、こうなったら、ただの難癖である。

 また、「墜落現場の穴の周辺には飛行機の大きな残骸はいっさい見当たらず、13キロもの長い区域に残骸が帯状に散乱している。これはなぜか?」については、『検証 陰謀論はどこまで真実か』(ASIOS/文芸社)に説明が記載されているので以下に引用する
『検証 陰謀論はどこまで真実か』(ASIOS/文芸社)P.194
 そもそも93便の残骸のほとんどと、乗員乗客の遺体はシャンクスビルの墜落現場から見つかっている。通常の墜落事故の場合、パイロットは不時着しようと最大の努力をする。ところが、93便のハイジャック犯たちは故意に墜落させたのである。93便は南南東の方角に時速約930キロの高速で地面と激突し、機体は粉砕され、細かい破片は地下9メートルの深さまで潜り込んだ。だから、現場には破片があまり落ちていないように見えたのだ。
 エンジンのファンが墜落地点から93便の飛行方向だった南に約270メートル離れた貯水池の底から見つかっているが、これは墜落時に吹き飛んだものが、そこまで転がったのであろう。紙屑などの軽い破片は、もっと離れたところからも見つかっているが、ミサイルで撃墜されて空中分解していれば、もっと重たい破片が広範囲に広がっていたはずだ。
 ここで述べられている通り、軍用機によって撃墜されたのなら、それこそ、大きな残骸が広範囲に見つからなければおかしいだろうに。

 そして、浅川様は「13キロもの長い区域に残骸が帯状に散乱している」とも言っているが、それは、紙や布などの軽いもので、飛行機の重い部品は一か所に集中していたのである。(※参考:「Skeptic's Wiki」 → 「911陰謀論」 → 「United航空93便」)

<P.303>
K事件の翌日、全米でいっさいの民間飛行機の飛行が禁止されていたにもかかわらず、アメリカ各地に散在していたビンラディン一族を最寄りの飛行場で次々とピックアップして、ロンドンへ移送したのはなぜか? 犯人に仕立て上げられたビンラディン一族と懇意にしていたブッシュ一族の特別の計らいではなかったか。
 浅川様の主張によると、ビンラディン一族は9月11日の同時多発テロの翌日、ロンドンへ移送されたようである。

 この情報の出元が不明だが、探してみると、2001年9月30日付の共同通信の記事を見つけることが出来た。
【ニューヨーク30日共同】三十日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、米中枢同時テロの黒幕とされるウサマ・ビンラディン氏の兄弟を含む親族二十四人がひそかに米国からサウジアラビアへ帰国したと報じた。駐米サウジ大使のバンダル王子が同紙とのインタビューで明らかにした。                

 大使によると、テロの直後にファハド国王から「米国内にいるビンラディン家の親族は無関係であり、保護手段を講じよ」との命令があったという。また、ビンラディン氏の兄弟も大使に電話で保護を訴えた。

 親族は主に米国に留学中の高校生と大学生で、連邦捜査局(FBI)の保護の下、テキサス州に集まった後、ワシントンに移送され、空港再開を受けてチャーター機で帰国した。

 
親族の多くは、テロ事件後にアラブ系米国人への暴力行為が続発したことから「リンチ」を恐れていたという。

 親族のハーバード大学生は大使とのやりとりで、第二次大戦中の日系米国人の強制収容問題を取り上げ「今は米国に謝罪を求めた日系人の気持ちが分かる。感情の前では、無実かどうかは何の関係もなくなってしまう」と訴えたという。
 こちらによると、ビンラディン一族が脱出した日時は記載されていないが、向かった先は、ロンドンではなくサウジアラビアである。

 いったい、何なんだろうか、浅川様の情報は??

 また、上記の共同通信の記事の元ネタはニューヨーク・タイムズのようであるが、元ネタの方も確認してみよう。
ニューヨーク・タイムズ 「A NATION CHALLENGED: THE FAMILY」 September 30,2001
※一応、和訳を併記したが、あまり英語は得意でないのでご留意いただきたい。


A NATION CHALLENGED: THE FAMILY; Fearing Harm, Bin Laden Kin Fled From U.S.
国家の挑戦  危害を恐れたビンラディン親族が米国から逃避

By PATRICK E. TYLER

Published: September 30, 2001

WASHINGTON, Sept. 29? In the first days after the terror attacks on New York and Washington, Saudi Arabia supervised the urgent evacuation of 24 members of Osama bin Laden's extended family from the United States, fearing that they might be subjected to violence.
ワシントン、9月29日―――ニューヨークとワシントンでの同時多発テロの翌日。サウジアラジアは、ウサマ・ビンラディンの親族24名の米国からの緊急避難を指示した。それは、彼らが暴力にさらされることを危惧してのことである。

In his first interview since the attacks, Saudi Ambassador Bandar bin Sultan, also said that private planes carrying the kingdom's deputy defense minister and the governor of Mecca, both members of the royal family, were grounded and intially caught up in the F.B.I. dragnet. Both planes, one jumbo jet carrying 100 family members, and the other 40, were eventually allowed to leave when airports reopened and passports were checked.
サウジ大使バンドラ・ビン・サルタンはまた、同時多発テロ後の初のインタビューにおいて、次のように語った。
王国の副国防相とメッカの知事、及び、双方の王族のメンバーを運ぶ自家用飛行機がF.B.Iの捜査網にひっかかり、着陸させられていた。(※intiallyは辞書に無かったので訳さなかった。initiallyの誤り??)
2機の飛行機の片方は100名の家族を運ぶジャンボ・ジェットで、もう片方は40名であったが、空港が再開し、パスポートをチェックされた後、最終的に離陸を許可された。

Mr. bin Laden is estranged from his family. One of his two brothers in the United States called the Saudi Embassy frantically looking for protection, the ambassador said. The brother was sent to a room in the Watergate Hotel and told not to open the door.
ビンラディン氏は、彼の家族とは疎遠であった。米国にいる彼の二人の兄弟の内の一人は、サウジ大使館に電話で必死に保護を求めて来たと大使は語った。
その兄弟は、ウォーターゲートホテルの1室に送られ、ドアを空けないように言われた。


Most of Mr. bin Laden's relatives were attending high school and college. They are among the 4,000 Saudi students in the United States.
King Fahd, the ailing Saudi ruler, sent an urgent message to his embassy here saying there were ''bin Laden children all over America'' and ordered, ''Take measures to protect the innocents,'' the ambassador said.
ビンラディン氏の親族のほとんどは、高校と大学に通っていた。彼らは米国で、4000人のサウジ出身の生徒たちと共にいた。
苦悩するサウジの支配者、ファハド゙国王は自国の大使館に緊急のメッセージを送り、「アメリカ中にビンラディンの子供達がいる」と言い、「無実の者たちを守るための措置を取れ」と命令したと大使は語った。


The young members of the bin Laden clan were driven or flown under F.B.I. supervision to a secret assembly point in Texas and then to Washington from where
they left the country on a private charter plane when airports reopened three days after the attacks. Many were terrified, fearing they could be ''lynched,'' after hearing news reports of sporadic violence against Muslims and Arab-Americans.
ビンラディン一族の若いメンバーはF.B.Iの管理の下、車で、または、飛行機でテキサスにある秘密の集合場所に集められ、それから、同時多発テロの3日後に空港が再開した際、プライベート・チャーター機で米国から出国することになるワシントンへと向かった。
その多くは、イスラム教徒やアラブ系アメリカ人に対する散発的な暴力のニュースを聞いて、彼らもリンチを受けるのではと、恐怖し、恐れていた。


<※以下省略>

 この記事によると、ビンラディンの親族が米国を脱出したのは、同時多発テロの3日後のことで空港が再開した後。

 そして、脱出した理由は、同時多発テロで頭に血がのぼった一部のアメリカ人からの暴力を恐れてのことであり、また、脱出劇の裏では、サウジ国王の命を受けた大使が動き、アメリカ政府に働きかけたのであろう、F.B.Iも協力していたようである。(※なぜ、「ロンドンへ移送した」などという話が出て来たのかは、結局分からなかった)

 ただそれだけの話なのであるが、この話を「犯人に仕立て上げられたビンラディン一族と懇意にしていたブッシュ一族の特別の計らいではなかったか」と陰謀論に結びつける浅川様。

 所詮は、浅川様が読んだトンデモ本の受け売りであろうが、
こじつけ・曲解もいいところである。




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