「カルトに狙われる中高生が増加 カフェで勉強中に大学生が声かけ、『洗脳キャンプ』へ」(J‐CASTcastニュース/2013.3.9) |
作成日 |
2013.03.12 |
以下のニュース記事によると、大学がカルトの防止策を進めて来たことにより、大学から締め出されたカルトが、ターゲットを中高生に移しているらしい。
そして、その手口は、
放課後カフェなどで一人で勉強している受験生が狙われるケースが多い。正体を隠した大学生の信者が、「大学生」という立場を利用して声をかけ、宗教団体の催すスポーツイベントなどに誘い出すのだという。
※上記ニュース記事より引用 |
というものらしい。該当年齢のお子さんを持つ方は注意されたい。(※詳細は、該当ニュース記事を参照)
なお、中高生でなくても、
○フラワーアレンジメントの教室で友達になった相手が仕込みで、霊感商法の餌食になる。(※詳細は、記事「インチキ占い師・霊能者の手口(その2)」を参照)
○「手相を勉強している者ですが・・・」と声をかけられ、手相を見てもらうと、「いい手相をしていて、すごい」等と喜ばせ、持ち上げた後、「ただ、気になる線があります」と不安を煽り出し、霊感グッズを買わせる。
○友人の紹介で通い始めたヨガ教室で、毎回、ある女性とヨガの合間に雑談を重ねるようになる。会話は日を追うごとに講義色を帯びて行き、その女性がカルトの信徒であると知ったのは10回ほど通った頃だった。
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なんてことがあるので、注意が必要である。
また、最近ではカルトは、ミクシィなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスも利用するらしい。そして、そこで友人になった相手から、ヨガ教室に誘われるようなケースもあり、もちろん、そのヨガ教室に通えば、最終的にカルトに勧誘されることになる。
<参考>
「手相」の話は以下の書籍を参考に、
○『だましの手口』(西田公昭/PHP新書/2009)
「ヨガ教室」の話は、以下の記事を参考にした。
○朝日新聞 2012.9.25「麻原流 今も アレフとひかりの輪 続く勧誘」
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以上、カルトは、あの手この手を使って、かつ、自らの正体と目的(カルトへの勧誘)を隠して近づいて来るので留意願いたい。
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