「嫁の過去世変更」にツッコミ!(その1)・・・大川隆法さま

 「幸福の科学」では、教祖様の嫁の過去世設定が変更になったらしい。


●詳細&ツッコミ

 以下は、「幸福の科学」のHPに掲載されたニュース記事の一部である。
『2011/2/24 「現代のユダ」よ。過ちを繰り返すなかれ。(広報担当局長が語る)』
大川きょう子氏の週刊誌報道について

広報担当局長 里村英一


 
様々なメディアで総裁と当会への誹謗を続けている、
大川きょう子氏が、今週も「週刊新潮」、「週刊文春」3月3日号において三宝誹謗を繰り返しました。同氏に対しては教団として三宝帰依違反、和合僧破壊の罪、さらに様々の名誉毀損、虚偽の風説の流布、そして何よりも信仰の対象である主エル・カンターレを汚した行為、あるいは、霊言、霊示への愚ろう行為、そして神聖な霊言に名誉毀損なる言いがかりをつけた行為などで、教団から永久追放の懲戒処分(除名)となりました。


 きょう子氏の真実の過去世は「裏切りのユダ」

 
今回、エドガー・ケイシー霊のリーディングによって、大川きょう子氏の過去世は文殊やアフロディーテ、ナイチンゲールではないことが分かった上に、イエスを売った裏切りのユダであったという、衝撃の事実が明らかになりました。このようなきょう子氏が「週刊新潮」や「週刊文春」で語る総裁や教団の姿は、著しく偏ったものであり、虚偽の事実に彩られたものとなっています。この記事に関しては、広報局としても、きょう子氏本人に厳正なる抗議をし法的対応を行うとともに、週刊誌に対しても対応してまいります。このような悪意ある虚偽の羅列である今回の記事について、いちいち間違いを指摘する必要もありませんが、あえて両誌の記事の主要論点に触れて、このきょう子氏の主張がいかに偏ったものであるかの一端を示しておきたいと思います。

(注) 青字にしたのは管理人。以下同様。
http://www.happy-science.jp/medianews/109.html
 記事に出てくる、大川きょう子氏とは、教祖様の嫁のことである。

 最近、教祖様と揉めていたようで週刊誌のインタビューにもよく登場していたが、どうやら、教団から永久追放の懲戒処分(除名)となったらしい。

 そして、記事によると、大川きょう子氏の過去世が、以下の通りであったことが分かったらしい。

   × 文殊菩薩、アフロディーテ、ナイチンゲール
   ○ キリストを裏切ったイスカリオテのユダ


 常識を持った一般人が読めば、むしろ、教団のいかがわしさをアピールしているに過ぎない内容である。

 
なんで、過去世が途中で変更になるのやら。。。

 しかも、嫁が教団から離れ、批判し出した後で。

 
ほんっと、分かりやす過ぎですヨ。


 このようなことを平気で主張できる教祖様と教団。そして、それを疑いなく受け容れる信者たち。

 閉鎖された社会内で、一般から乖離した常識(=非常識)を共有する人達の盲信・狂信ぶりが伺える文章である。


 ちなみに、大川きょう子氏の変更前の過去世について少し補足しておくと、文殊菩薩は釈迦の弟子の一人とされ、また、アフロディーテは教祖様の過去世の一人であるヘルメスの嫁とされていた。(※教団内の設定なので、真に受けないように)
 そして、ナイチンゲールは史実通りである。

 また、大川きょう子氏の過去世については、自らの著書で以下の通り記載していた。
『守護霊の秘密』 (大川きょう子・幸福の科学出版・2006年) P.18
 私自身の魂の形態を、人体にたとえて説明してみましょう。
 頭の部分には、「アフロディーテ」という、魂の本体であり、かつてギリシャに生まれて生活した女性の個性があります。そして、右手の部分に、「ナイチンゲール」という、かつてイギリス人として生活した女性の個性があり、左手の部分に、「文殊菩薩」という、かつてインドで暮らした女性の個性があります。
 この三つの部分は1つの体を構成しているわけですが、普段は、アフロディーテはギリシャ霊界で生活し、ナイチンゲールは医療系霊団で仕事をし、文殊菩薩は仏教系の仕事をしています。それぞれが、別々の霊界で生活し、別々の仕事をしながら、同時に一つの個性をかたちづくっているのです。
 なんか、よー分からんが、3つの個性が別々の場所で活動しながらも、1つの個性として活動できるらしい。

 なお、ここで、大川きょう子氏が、文殊菩薩を女性だとしていることを頭の片隅に入れておいて欲しい。


 ま、この話はおいといて、次に、大川きょう子氏の経歴、及び、永久追放にいたった経緯を確認しておこう。
 簡単にまとめると以下の通りである。
東京大学文学部英文科在学中に「幸福の科学」に入信。
1988年4月に大川隆法様と結婚し、三男二女をもうける。
教団においては、主催補佐、副総裁、立宗名誉補佐、アフロディーテ会(※女性会員の組織)会長などを歴任。
2008年4月、別居状態に。
2008年8月、総裁補佐などの役職が全て剥奪される。
2009年5月25日、幸福実現党の二代目党首に就任したが、投票日の一ヶ月前に職を解かれる。その後、立候補予定地をたらい回しにされたあげく、結局は、候補者名簿から名前が消える。
2010年10月28日、名誉勇退の処分を受け還俗。
2011年2月22日、永久追放(除名)の懲戒処分を受ける。
(※上記、ニュース記事)
2011年2月24日、教団と夫(大川隆法様)に対し、名誉毀損で1億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こす
(参考)Wikipedia「大川きょう子」、『週刊文春 2010年12月16日号』、『週刊新潮 2011年2月3日号』
 このように、教祖様夫婦が別居状態になったのは2008年4月からのようだが、そのきっかけは、『週刊新潮 2011年2月3日号』には、次のように記載されている。
「総裁夫妻の関係がおかしくなるのは、別居する1年前、07年6月頃から。その頃から総裁は、ある女性秘書を殊更に寵愛するようになったのです。」
 これは、大川きょう子氏の相談に乗っている知人の言葉として記述されているものであるが、それを信じれば、教祖様の女関係らしい。

 そして、紆余曲折あって、最初に掲載したニュース記事の通り、大川きょう子氏は教団から永久追放され、さらに、過去世もアフロディーテ等からイスカリオテのユダに変更になったのである。


 さて、ある程度、前提知識を得たところで、(その2)では、教祖様が、嫁の過去世変更について、どのような言い訳をしているか見て行きたい。


 (その2)へ


2011.5.8 新規

こういう、道理に合わないことが、平気で出来るステキな教団なんだナ。

パラダイスはもう地上に実現しているじゃナイか。
あくまで、教祖様個人のだけどナ。