わたしは当時の王家パーンティア一族の血筋をひきます。この家系からは、後のシヴァとパールバティが輩出し、今だに尊敬の絶えない偉大なる家柄といえるでしょう。〜(中略)〜そして現在の南インド、クッタララムという場所で長年、クンダリーニ・ヨーガ、そしてバクティ・ヨーガを基本に聖典を紐解くという生活に明け暮れました。
そして、ついに完全なる神との合一を達成した後、わたしは徒歩でクッタララムより南へ20キロ、パーパナシュラムという地に庵をかまえ、そこで時を過ごすこととなります。
〜(中略)〜
わたしは、その一生にいくつか住まいを変え、北インドを旅行したこともあります。その際、ワディスバランコビル、(現在のアガスティアの里)で病気にかかってしまいました。そのとき、わたしを懸命に看病してくれたのが、現在、わたしの残したアガスティアの葉・原典を保管するシヴァ家の人々であり、そのお礼として今の時代、このファミリーにわたしの遺産(アガスティアの葉)を管理するという祝福を与えています。
(※管理人注)文字に色を付けたのは管理人(以下、同様)。 |