当記事では、(その1)に引き続き、珠芳さまが2007年に発売された本書で、どのような予言をしていたのかを見て行きたい。
まずは、地球の寿命について。
<P.62-63>
リーディングB 母なる地球が悲鳴をあげています
〜(中略)〜
地球は息も絶え絶えに「助けて!」といっています。人はガンにおかされれば、すぐにガン細胞を取り除くでしょう。
地球もそうして欲しいのです。
地球は、もう昔のように、風も、雨も、雪も降らせることができなくなりました。
地球の悲鳴が宇宙の存在達には聞こえます。
地球と人類を救わなければいけないと思っているのです。
小さな地震やハリケーンでは間に合いません。地球の命はあと数年です。
(注)文字に色を付けたのは管理人(以下同様) |
どうやら、「地球の命はあと数年」だそうだ。
本書の発売が2007年で「あと数年」だから、2010年頃には地球は死んでいたことになる。
ちょwwww、2012年のフォトンベルト突入まで地球、もたねぇじゃねえかよwwwwwww
大丈夫だろうか、珠芳さま・・・
また、上記のものは珠芳さまのリーディングだが、似たような内容としては以下のものもある。
<P.55>
証言E 銀河連邦からのメッセージ
皆さんの惑星の母なる地球と人類の文明の存続は、あとせいぜい数年単位です。 |
こちらには「銀河連邦からのメッセージ」として、「地球と人類の文明の存続は、あとせいぜい数年単位です」とあり、やはり2010年頃には地球も人類の文明も終了するらしい。
で、「数年単位」って何だよ。「数年」でいいだろ。「単位」いらねーよ。
どうやら、「銀河連邦」の宇宙人も、日本語が少しおかしいようである。
次に、宗教についての予言。
<P.114>
これから先、宗教は2009年から10年で全部終わります。
必要がなくなります。
なぜってね、次元上昇によって、人間は神の意識になるからです。
じつは、もうすでにロックフェラーが国連総会で、「新世界への提言」と題して発表したんです。
2002年3月21日です。
そこで彼は、「すべての宗教を崩壊させ、禁止する」と宣言したのです。
それは、2009年から2010年だと。 |
どうやら、「宗教は2009年から10年(2010年)で全部終わ」るらしい(笑)
続いて、米ドルについて。
<P.118-119>
アメリカの連邦準備理事会(FRB)は、ブッシュとチェイニーの辞職を機に、アメリカを撤退し、スイスのバーゼルに移ります。じつは、FRBはアメリカの中央銀行ではなく、5人の銀行家が出資して設立した民間の銀行です。
そして、アメリカ財務省は独自のお金を発行します。それは金とリンクした兌換券です。ICチップが入って金とリンクしています。
もうすでに準備に入っています。「レインボー通貨」といいます。
〜(中略)〜
FRBは間もなく消滅し、FRBが発行してきたドル札は紙クズとなります。
新しい財務省通貨に変えられることでしょう。
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どうやら、アメリカの連邦準備理事会(FRB)は「間もなく消滅」するらしい。
この「間もなく」は、「ブッシュとチェイニーの辞職を機に」とあるので、ジョージ・ウォーカー・ブッシュがアメリカ大統領をやっていた頃の話である。
しかし、ブッシュは辞職することなく、2009年1月20日に任期満了で大統領を退任したし、もちろん、FRBは現在(2014.5.13時点)も消滅することなく存続している。
また、珠芳さまによると、現在のドルがなくなり、「レインボー通貨」なる兌換券が発行されることになるらしい。
この「レインボー通貨」は、他の箇所では以下の通り記述されており、どうやら、発行されるのは2008年のようである。
<P.143>
2008年、アメリカは財務省通貨として、「レインボー通貨」を発行します。
イランをはじめとするイスラム圏や、メキシコ、カナダが「レイボー通貨」に切りかえます。
新しい財務省通貨に変えられることでしょう。
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ほんっとに、デタラメばかり。
以上、(その1)に引き続き、ホントにどうしようもない内容である。
珠芳さまは結局、以下のような、世間に掃いて捨てるほどいる、平凡な自称霊能者の一人に過ぎない。
○オカルト系やトンデモ系の本の内容を真に受ける。
○自分に特別な能力があると勘違いをする。
○霊示やリーディング、チャネリング等で神様や宇宙人等から情報を得ていると思い込む。
○チャネリング等によって得た情報は、自分が影響を受けたオカルト系の本等の内容に沿ったもので、要は、「宇宙人ならどう語るか」を想像した内容と変わりなく、ただの妄想。
○「自分には特別な使命がある」、「宇宙人等からの情報を伝えねば」等と考え、世間の人々に吹聴し出す。
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2014.05.13 新規
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