伊勢白山道様の前世を当ててみよう!(その2)

 教祖様は自分のことをスサノオだと思っているのは、(その1)で記載した通りである。

 当記事では、それを踏まえて、「教祖様が、自分の前世を誰だと思っているのか」を予想して行きたい。

 教祖様の記事では、「スサノオの分霊を宿している」と指摘される人物がしばしば登場するので、まずは、そこから検討する。 なお、名前の後の「◎、○、△、×」は、それぞれ、以下の通りである。

    ◎・・・大本命。まず間違いなく自分の前世だと思っている
    ○・・・前世だと思っている可能性が高い
    △・・・もしかしたら、前世だと思っているかも
    ×・・・前世だと思っている可能性は、まず無い




◆モーセ ・・・ △

 以下の通り、教祖様によると、モーセは「スサノオの分霊(7次元)を宿した人物」らしい。
《2008年5月7日ブログ本文より》
 モーゼが日本に上陸して、伊勢神宮外宮多賀宮に十戒石を埋めた道程を書きましたが、モーゼは伊勢の地でスサノオ神として歓迎されたようです。
 モーゼと十戒石を乗せた大きな台車を押していた屈強なユダヤ人達は、大きな鼻と体をした猿田彦神として伝えられたと感じます。
 モーゼをスサノオに見立てた事は、霊的には正しいです。
 
スサノオの分霊(7次元)を宿した人物でした


(注)青字にしたのは管理人。以下同様。
 しかも、伊勢神宮外宮に来たらしく、さらに、下記の通り、教祖様の好きな白山のある石川県で死んだことになっている。
『内在神への道』(ナチュラルスピリット) P.99
 モーゼは、3000年以上前に来日して、現在の伊勢神宮多賀宮の本殿の下に有名な十戒石を埋めています。最後は帰る途中に石川県で亡くなっています
 モーセは歴史的有名人で、教祖様の自尊心を満足させるに十分であろう。

 ただ、気になるのが、モーセが7次元だと言うことである。『内在神への道』によると、「如来は、8次元以上。菩薩は7次元以上」(P.142)らしいから、モーセは菩薩と言うことになる(ちなみに、スサノオ自体は9次元)。

 教祖様の前世が如来未満の菩薩であるとは思えない。よって、評価は△。


◆日蓮 ・・・ △

 日蓮は、以下にあるように、「スサノオの分神を宿す魂」だったらしい。
 そして、「太陽信仰の漁民の家に生まれ」、伊勢神宮外宮に参拝祈願するなど、教祖様好みのキーワードが揃っている。

 ただし、残念なことに、日蓮の次元は不明である。
《2009年3月8日ブログ本文より》
 日蓮(http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20080810)は、海辺に住む太陽信仰の漁民の家に生まれたと感じます。これが日蓮の心象背景に大きな位置を占めました。
 当時は仏教が社会中に大きく隆盛していました。これに大きな違和感を感じていたのが日蓮でした。
 
日蓮は、スサノオの分神を宿す魂だったのです。
 日蓮が思い付いた事は、仏教の世界で自分が一番に成り、日本仏教を統一した後、信徒全員を天照太御神への信仰に導く大きな野望でした。

   〜(中略)〜

 伊勢に在った天台宗常明寺に宿泊しながら、「誓願の井戸」で毎朝身を浄めて、
伊勢神宮外宮に百日間の参拝祈願をしました。
 自分が天照太御神の慈悲を日本国土に行き渡らせる為に、まず法華経により仏教を統一出来る事を外宮の神様に祈ったのでした。

 推測するに、教祖様の霊界ランキングで日蓮は、8次元の菩薩くらいではないだろうか。
 よって、日蓮の評価は△としたい。


◆空海 ・・・ ○

 空海は、以下の通り、「スサノオが現実界で肉体を持った姿の一つ」らしい。
《2008年10月20日ブログ本文より》
 空海さんが誕生する時は、神界と現実界の間の海が関与しましたが、成人してからは太陽神の天照太御神と、大地の象徴としての山脈である国常立太神の間で、思いっ切り大いに生き切ったと思います。 大空の雲海の様な自由さで・・・。
 
スサノオが現実界で肉体を持った姿の一つが、空海だったとも言えます。

(注)青字にしたのは管理人。以下同様。
 そして、下記の通り、教祖様は空海の思いを代弁している。
《2008年10月21日ブログ本文より》
 例えば、空海さんが残念に思っている事があります。
 それは、
空海さんが一番伝えたかった本意は、生きる人間が生きたまま「即身成仏」に成れることを伝えたかったと。
 
これは今、生きている人間が、そのまま生き生きとした黄金色に光り輝きながら生きる、み仏の様な尊い存在で既に有る事を思い出す方法だったとの事です

 これは、教祖様が言っていることと同じ。
 さらに、次のような発言もある。
《2008年10月21日ブログ本文より》
 空海さんは、佐伯真魚(さえき まお)という立派な名家の名前を持ちながら、自ら空海(くうかい)と名乗っています。
 とても良い名前です。「くうのうみ」と名乗る時点で、真理を体得“した”のだと感じさせます。
 根源存在は、まさに「海」です。押しては引く「波」の波動を持ちながら、すべてを包んでいます。今もです。
 海でありながら、空気のようでもあります。
 だから、
私たちは「空」気(=根源神)の中で“生かされている”のは、すでに求める神様の中に居たのです
 既に神の体内に居ますと、近すぎて神が見えない、分からないのです。
 
これに気付いた(悟った)時に、まだ若かった真魚さんは空海と名乗りました。
 こちらも教祖様の言っていることと同じ。
 言わば、
「空海は私と同じことを考え、伝えたかったんですよ」とアピールしているわけだ。

 このように、過去の人物と自分の教えが同じだとアピールするのは、自分の前世だと考えているからではないかと思われる。しかも、空海については、「スサノオの分霊」というような表現をしていない(単に抜けただけかも知れないが)。

 よって、空海は○とした。


----------------- 以下 2011.1.15追加 -----------------
◆織田信長 ・・・ ×

 教祖様は以下の通り、織田信長について語っている。
《2008年10月21日ブログ本文より》
 織田信長のルーツが、霊峰白山の麓の町に在るのは大変興味深いです。 泰澄(たいちょう)大師も、この近隣に出生しています。 白山の麓では、歴史的な神通力者と、歴史的にも過激な大改革者が生まれているのです。
 織田信長が自ら自分の事を、第六天魔王と自称したのも、決して根拠のない嘘では無いのです。 
 ただ、
スサノオとは自称しなかったのは、今回の自分の役目が、殺戮をも厭わない日本の大改革に成る事を、御告げにより認識していた為に、敢えて魔王を名乗ったと感じます。
 徹底的に悪役を最後まで演じ切ったのです。
 最後は惨殺される事を、自ら誘導していました。
 今回の役目のフィナーレに相応しいように。

 織田信長のルーツが、教祖様の好きな白山の麓。
 そして、「スサノオとは自称しなかった」とあるが、これは、裏を返せば、織田信長は、自分をスサノオだと認識していたということになる。

 明示はされていないが、おそらくは、教祖様の脳内では、織田信長はスサノオの分霊を宿す人物ではないかと思われる。

 ただし、如来や菩薩とは思えないので、おそらく、鬼神界のトップとかそこらへんであろう。

 よって、評価は×とした。
----------------- 以上 2011.1.15追加 -----------------


◆植芝盛平・高島 嘉右衛門 ・・・ ×

 植芝盛平は合気道の創始者で、大本に入信し出口王仁三郎に師事した。また、高島 嘉右衛門は易断家で、江戸時代から大正時代にかけて活躍した人物。

 以下の通り、二人ともスサノオ系ではあるが、鬼神界とかなりの格下。
 こんな格下が教祖様の前世であるわけがないので、×。

《2007年10月28日ブログ本文より》
 高島氏は、スサノオ系幽界の中の鬼神界8段目最高位の魂が、転生されました。

《2007年11月20日ブログ本文より》
 植芝盛平は、スサノオ系鬼神界に彼の魂の出自があります。


◆チンギス・ハーン ・・・ ×

 以下の通り、チンギス・ハーンもスサノオの分霊を宿す一人らしい。

 ただし、チンギス・ハーンは教祖様のブログにもあまり登場せず、教祖様はあまり興味がないようだ。おそらく、鬼神界とかそういうところだろう。よって、×。

《2007年10月28日ブログ本文より》
 スサノオは、インドではシバ神を生み、中東ではイスラム教やユダヤ教を分霊を宿した人物を降ろす事により生み出しました。モンゴルのチンギス・ハーンも分霊を宿す一人です




 以上、当記事では、スサノオをキーワードにして、教祖様の前世を予想してみたが、(その3)では、それ以外の候補を挙げてみたい。



2011.1.13 新規

当記事では、大本命は挙げなかったが、(その3)で挙げるゾ。