「イルミナティだけが知っている【洗脳工学篇】」にツッコミ!(その4)・・・ベンジャミン・フルフォード様
※当記事は(その1)(その2)(その3)からの続き。


 (その2)、(その3)とかなり脱線してしまったが、当記事では、(その1)で見ていた『イルミナティだけが知っている【洗脳工学篇】』の冒頭部分に話を戻して見て行きたい。 

 ベンジャミン様は該当書籍の冒頭で、この書籍の元となった、イルミナティの上位組織「MJ-12」の秘密文書を入手したいきさつを教えてくれると記述していた。

 途中、核ミサイルがらみ、東日本大震災がらみで脱線したが、まだ、そのいきさつの話が出て来ていないので、(その1)で引用した記述の続きに戻って見てみよう。

 アレクサンダーがタイに呼ばれて、イギリスの特殊部隊の人間に大麻を日本のヤクザに紹介するよう脅されたという話の続きである。
『イルミナティだけが知っている【洗脳工学篇】』 (ベンジャミン・フルフォード(編著)/ヒカルランド/2011.4) P.8
 実際に本当のスパイと出会ってわかったのは、彼らは必ずお金の出どころがわからないようにしていることだ。例えば屋台をやったり、古着を卸したり、麻薬を売ったり。どこかの政府からの送金といったことはわからない形だ。みんな携帯電話もカードも持たない。
 ベンジャミン様によると、スパイは「お金の出どころがわからないようにしている」とのことだが、何故、「屋台をやったり、古着を卸したり、麻薬を売ったり」することが、政府からの送金だと分からないようにする手段となるのか良く分からない

 
「ちゃんと商売してお金稼いでるんで、どっかから湧いて来てるんじゃないですよ」と言うことだろうか??

 そんな商売をしたところで、送金されてきたら隠しようがないだろうし、麻薬の密売なんかやってたら、送金で怪しまれなくても、その商売自体で怪しまれることになると思うのだが。

 
それらって、自称スパイのただの生活手段じゃないですかねぇ・・・

 一方、携帯電話やカードを持たないのは、盗聴や位置を探られるのを避ける為ではないかと思われる。

 でも、
もしかしたら、不法滞在者でそもそも持てないのかも知れませんネ!

 で、続き。
『イルミナティだけが知っている【洗脳工学篇】』 (ベンジャミン・フルフォード(編著)/ヒカルランド/2011.4) P.8-9 (※上記からの続き)
 彼(※管理人注:アレクサンダーのこと)も含めて、そういう人たちが私の周りに集まるようになった。青幇、紅幇というアジアの秘密結社から私にコンタクトがあったので、みんなその情報を知りたくてしょうがない。
 彼は村八分にされただけでなくて、実際にタイ・スティックを吸い出して、一時期頭がおかしくなった。頭をおかしくする薬物が混在していたらしい。
 
私は言論活動をするうえで、あけてはいけない扉をあけてしまった。それでいろいろ秘密のグループが現れてきている。そういう人たちから情報をもらうようになってわかったのは、彼らは私を「女たらしの薬物中毒の頭がおかしい男」に仕立て上げようと日本の政治家、ジャーナリスト、外国人特派員協会、今までの知り合いみんなに一生懸命キャンペーンをやっていた
 どうやら、ベンジャミン様は「言論活動をするうえで、あけてはいけない扉をあけてしまった」らしい。

 また、ベンジャミン様は「『女たらしの薬物中毒の頭がおかしい男』に仕立て上げよう」とされているらしく、
その「キャンペーン」は、「日本の政治家、ジャーナリスト、外国人特派員協会」、果ては、「今までの知り合いみんなに」にまで及んでいるらしい。

 ベンジャミン様、それ、被害妄想やで。

 そして、、、
『イルミナティだけが知っている【洗脳工学篇】』 (ベンジャミン・フルフォード(編著)/ヒカルランド/2011.4) P.9 (※上記からの続き)
 そのキャンペーンの一環として彼が来て、本当に頭がおかしくなる薬物が混ざったものを、私にもただでどうぞどうぞと勧めてきた。これが一部市場に出回ったが、日本の裏の連中がみんな、「これはおかしい。悪い薬物が混ざった大麻だ」といっていた。それは私を攻撃するためのものでもあったが、これで彼のバックに大きな組織がいることがわかった
 どうやら、アレクサンダーはベンジャミン様に、ただで麻薬を勧めて来たらしい。

 
それ、「バックに大きな組織がいる」とかじゃなくて、ただ単に、麻薬の販売先を増やそうとしてたダケじゃないですかねぇ。。。


 さらに、、、
『イルミナティだけが知っている【洗脳工学篇】』 (ベンジャミン・フルフォード(編著)/ヒカルランド/2011.4) P.9 (※上記からの続き)
 普通じゃ70キロもの大麻を正々堂々と持ち込むことはできない。しかも、当局が私の家を全部盗聴して、明らかにわかっているはずなのに、麻薬警察が動かない。これは大きな何かの工作だった
 ここでは「普通じゃ70キロもの大麻を正々堂々と持ち込むことはできない」とあるが、(その2)で見たように、2014年12月発売の『【イルミナティ対談】ベンジャミン・フルフォード×泉パウロ』では、フィリピンからヨットで沖縄に持ち込まれたことになっていた。

 後者の方は、全然、正々堂々じゃないのだが、
どっちが本当なんですか、ベンジャミン様!?

 そして、「当局が私の家を全部盗聴し」ているとか、「これは大きな何かの工作だった」とか。

 マヂで、ベンジャミン様、大丈夫だろうか・・・


 さて、こんな調子で該当の節はあと3ページ程続くのだが、ダラダラと見て行っても仕方がないので結論を言おう。

 先述したように、ベンジャミン様は最初に「この文章を手に入れたいきさつをまず説明しよう」と言っていた。

 しかし、
この冒頭の節の中には、そのいきさつは出て来ない

 文章を託した人物としてアレクサンダーが出て来て、その人物の説明、そして、麻薬がらみの話、また、イルミナティやMJ-12という組織の説明はなされるのだが、
結局、いったい、どのようないきさつで、アレクサンダーから該当文章を託されたか全く説明がないのである

 また、(その1)の最初に、
「何故、『人工頭脳』=『金持ち家族』になるのか理解に苦しむ」と記載したが、該当節に「人工頭脳」という言葉が出て来るのは標題以外では次の2箇所のみである。
『イルミナティだけが知っている【洗脳工学篇】』 (ベンジャミン・フルフォード(編著)/ヒカルランド/2011.4) P.12-13
 MJ‐12というのは、アイゼンハワー大統領が宇宙人との外交のためにつくったチームだ。アレクサンダーも連絡をくれた人間も二人とも妙なことをいっていたが、共通しているのは、彼らのトップは1万4000年前に地球に来た頭がいい宇宙人であって、人工頭脳を敵とみなしている。そして人類を家畜化してきた者たちが存在すると信じている。彼らにとって悪魔というのは地球に住んでいなかった生命体で、それとずっと戦っているつもりでいる。
 確かに悪魔教は、この今の世界に間違いなく存在する。私が告発してきたものそのものである。悪魔教を信じる人たちが100万人ぐらいいるのだ。そういう家族に生まれた人たちは、命令に従わないと殺される。例えば、ロックフェラー家の一人がニューギニアで行方不明になったのがその例だ。いうことを聞かないから、人食い族に食べられたらしい。とにかくこうした家族の群れが一つの人工頭脳として考えたらいい
 やっぱり、何故、「家族」「人工」「頭脳」になるのか全く分からない。

 
いやいや、「考えたらいい」って言われましても。


 ヤバいな・・・・・・いや、マヂでマヂで。


 説明すると言って、説明してないわ。

 よく分からない井の頭公園のエピソードを中途半端に挿入するわ。

 秘密のグループが「『女たらしの薬物中毒の頭がおかしい男』に仕立て上げよう」としている、とか、「今までの知り合いみんなに一生懸命キャンペーンをやっていた」とか、「家を全部盗聴」とか。。。

 こ〜んな文章を書いた上に、言ってることは荒唐無稽の陰謀論で、しかも、内容がコロコロ変わる。さらに、麻薬密売人と知り合いで、実際に麻薬を勧められてる。

 そりゃあ、「今までの知り合いみんな」「女たらしの薬物中毒の頭がおかしい男」と思われても仕方ないと思いますヨ。「女たらし」はともかく。

 大きな秘密組織が、裏でそういうふうに仕組んでいるワケじゃないです!

 早く目を覚まして、ベンジャミン様!!





 以上、もう十ニ分にベンジャミン様のダメダメさは伝わったと思うが、まだまだネタは尽きないので、もう少し見てみよう。

 ※(その5)に続く




2015.12.08 新規

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ベンジャミン様、精神衛生には気を付けた方がイイぞ。