『人類アカシャ全史』にツッコミ!(その3) ・・・ ゲリー・ボーネル様 |
※当記事は(その1)、(その2)からの続き。
当記事では、「レムリア」という超古代の文明に関連して、ゲリー様が、他にどのようなことを語っているのかを見て行こう。
『人類アカシャ全史』 (ゲリー・ボーネル+古川益三/VOICE/2002.2) P.38
ゲリー <ノア>が終わって<レムリア>が始まったのではなく、<ノア>が自然に<レムリア>に変容したのです。
古川 <レムリア>という文明の特徴はどういうものなのでしょうか?
ゲリー 文明が発展して建造物が作られ、そして都市ができてきました。中にはかなり大きなモニュメントや建物もあったようです。その<レムリア>の時代から現代までに、海面が1200メートルも上昇したんですよ。
(※管理人注) 青字にしたのは管理人(以下同様)
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どうやら、「ノア」文明の次の「レムリア」文明では、「文明が発展して建造物が作られ、そして都市ができてき」たらしい。
ええ!? 「レムリア」文明で「建造物が作られ」たってことは、「ノア」には建造物無かったの??
ゲリー様、「十分な人口によって支えられていたという意味では、<レムリア>が最初の文明らしい文明だと言えるかもしれません」って言ってたけど、それ、人口の少なさ云々は関係なく、文明と言えないんじゃ・・・
ちなみに、(その2)で見た箇所では、「ノア」の一部だった「南極」の文明に関して、ゲリー様は次のように言っていた。
いまの南極の氷の下には信じられないような構造物があります。 |
「南極」文明でも、「信じられないような構造物」が作られていたようだ。
「ノア」文明でも「建造物」作られてますやん!(笑)
まあ、ゲリー様が「『南極』文明で作られた」と明確に言っているワケではないので、ここは、「地球人じゃなくて、宇宙人が作った」と言うことにしておこうか。
( ´ー`)。о(ゲリー様、あんま深く考えずに、テキトーなこと言っとるだけなんやろな…)
さらに、「レムリア」文明が存在していた頃、他にも文明が存在していたようで、、、
『人類アカシャ全史』 (ゲリー・ボーネル+古川益三/VOICE/2002.2) P.39-40
ゲリー はい。かつてこんな時期がありました。<アトランティス>の時代、太平洋には、<レムリア>の文明があり、大西洋には<アトランティス>がありました。そして、そのまん中あたりに両方の文化が混じり合ったところがあったのです。いわゆる<レムリア>のサブカルチャーですね。それが副文明としての<ムー>と、それから、<ポセイディア>という二つの文明だったのです。
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どうやら、ゲリー様によると、次の文明が同時に存在していた時期があったらしい。
○太平洋 ・・・ レムリア
○大西洋 ・・・ アトランティス
○レムリアとアトランティスの真ん中あたり ・・・ ムーとポセイディア |
ゲリー様、いろんなモン、詰め込み過ぎ!(笑)
ちなみに、「レムリア」が太平洋にあったとするのは、神智学のブラヴァッキー夫人と同じである。ゲリー様、その影響を直接的、もしくは間接的に受けているのだろう。
また、「ムー」と「ポセイディア」は、「レムリア」と「アトランティス」の「まん中あたりに」と言うだけで具体的な場所は記載されていない。
ただし、次の情報も勘案すると、ざっくりで下図のような配置だったと思われる。
○アイヌとアボリジニは、純粋なレムリア人の末裔(P.45)
○「中国の初期文明は<レムリア>から来たもの」(P.61)
○「ポリネシアの文化も<ムー>の残り」(P.61)
○「ハワイは<ポセイディア>の末裔」(P.61) |
結局、4つの文明の内、3つが太平洋にあったようだ。そして、何故か、現存する大陸を避けて、文明が発達する不思議(笑)
ゲリー様、いいこと教えてあげましょうか?
太平洋の海底にあるのは数千万年前からある玄武岩を主とする海洋地殻で、大陸なんて存在しなかったみたいですヨ!(※参考:『謎解き古代文明』(ASIOS/彩図社/2011/P.213)
※(その4)へ続く
2017.05.16新規 |
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相変わらず、他のトンデモ本の影響を受けた妄想を語ってるダケのゲリー様(笑) |
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