「霊能者 鈴木照玉の心霊写真館(ムー2015年3月号)」にツッコミ!(その2)

 (その1)に引き続き、鈴木照玉さまが所有する心霊写真とやらの2枚目である。
「霊能者 鈴木照玉の心霊写真館(ムー 2015年3月号(No.434)) (学研プラス/2015.2) P.8
 これまた、写真をいくら眺めてみても、どこが心霊写真なのか分からない。

 解説を見てみよう。
「霊能者 鈴木照玉の心霊写真館(ムー 2015年3月号(No.412)) (学研プラス/2015.2) P.8
 つづいて2枚目の写真だ。30年ほど前、何人かのグループで静岡県へ旅行したときのスナップである。右の植え込みの後ろに、赤い帽子をかぶった女性の姿が見える。
 
これが妙だと、照玉師は言う


(※管理人注) 文字に色を付けたのは管理人(以下同様)
 ええ〜?? 右端の女の人〜〜!!??

 
うっそだぁ〜〜!!!

 
おかしな位置に写り込んでるワケでもないし、普通に通行人ですやん!!


 ・・・いや、まぁ、落ち着こう。

 落ち着いて、照玉様の話を聞いてみよう。
「霊能者 鈴木照玉の心霊写真館(ムー 2015年3月号(No.434)) (学研プラス/2015.2) P.8 (※上記からの続き)
 「このときは、私たち以外に観光客がいなくて、貸し切りのような状態だったのです。この場所へ歩いてくる途中にも、人影はありませんでした。
 いやいや、「このときは、私たち以外に観光客がいなくて」って、単に気づかなかったか、忘れてるだけじゃないですかね・・・

 そして、まだ他にも、心霊写真であることの根拠があるようで、、、
「霊能者 鈴木照玉の心霊写真館(ムー 2015年3月号(No.434)) (学研プラス/2015.2) P.8-9 (※上記からの続き)
それに、赤い帽子の女性のすぐ後ろに建物の屋根が見えています。どんなに背の高い女性でも、建物と同じくらいというのはありえないでしょ?
 すごくはっきりと写ってますから、私も最初見たときは、観光客の方が写り込んだのだろうと思いました。後で改めて見直したときに、
どう考えても不自然だと気づいたのです」

 照玉様曰く、「それに、赤い帽子の女性のすぐ後ろに建物の屋根が見えています。どんなに背の高い女性でも、建物と同じくらいというのはありえないでしょ?」

 ( ゜д゜ ;) ポカーーーン

 
いやいやいやいや、それが「ありえない」って言うんなら、照玉様は、右隣のジグザク模様の塀(?)より背が高くなってますよ。それも「ありえない」になっちゃいますよね?

 
下から撮ってるから、そう見えるだけですって。

 写真の照玉様の足下を見れば分かる通り、芝生の辺りは斜面になっている。カメラマンは照玉様たちより低い位置から、やや見上げる形で撮影しているのである。

 「どう考えても不自然だと気づいた」って、
うっわ〜〜、ナニ言っちゃってんの、この人・・・


 さらに、、、
「霊能者 鈴木照玉の心霊写真館(ムー 2015年3月号(No.434)) (学研プラス/2015.2) P.9
 また、この写真を撮影した知人は、お稲荷様を熱心に信仰し、霊的な世界とのかかわりが深かったという。そういう人だからこそ偶然に撮れた一枚ではないかと、照玉様は考えている
 ん? 「お稲荷様を熱心に信仰」 「そういう人だからこそ偶然に撮れた一枚ではないかと、照玉様は考えている」??

 一瞬、何故、「お稲荷様を熱心に信仰」で、おばさんが写り込むのか、全く理解できなかった。

 も、もしかして、
「お稲荷様の朱色の鳥居」 = 「赤い帽子」という赤つながりなのか・・・



 ※(その3)へ続く



2017.08.08 新規

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照玉様、霊能力とか、そんなモノ以前の話だナ・・・