「魔界は日付を言う」にツッコミ!(その2)
※当記事は(その1)からの続き



 (その1)で指摘した通り、矛盾した言動を繰り返す教祖様。

 何故、このような言動を平気で出来るのか。


 その答えを一言で言うなら、
ご都合主義だから。

 その時々で、自分の都合が変わり、その都合に従って行動しているから、言うことや行いがその時々で異なっているのである。


 (その1)でツッコんだ教祖様の発言内容と、その時の教祖様の都合(欲求)をまとめてみよう。
教祖様の都合(欲求) 教祖様の発言内容
<2011.3.11ブログ記事>
漠然とした予言しかしなかったことを正当化をしたい
「不要な心配の思いの磁気が、2次災害を引き起こし、過大な災難を新たに創造する」
<2011.4.1ブログ記事>
漠然とした予言しかしなかったことを正当化をしたい
「ストレートに書」くと、「多くの人間が出す不安感は、震災被害を数倍に増幅させる」
「予言などしても、物事を悪化させることは有っても、改善させることは無い」
<2011.4.1ブログ記事
利根川付近が危ないという具体的な予言をすることを正当化したい(※「予言」と言えるものかは微妙だが)
「私の信念に、想像『出来た』悪い事は『起こらない』。大難は無難に成ると思っています」
<2011.4.17ブログ コメント欄>
地震が発生する日付を言わないことを正当化をしたい
「日付を言いますと、余計に転写の悪影響します」
「魔界は日付を言い、不安磁気で被害を拡大させます」
 まさに、典型的なご都合主義者である。

 その時々の自分の都合の良し悪しに合わせて、適当な理由を探し出してきて主張しているだけなので、相互に矛盾する言動が生じ、首尾一貫した主張・行動が出来ないのである。

 また、教祖様のようなご都合主義者を、より詳細に分析すれば、物事を考える順序が、次のよう「(1).判断 → (2).結論 → (3).情報収集」となっている。
(1).判断(自分の欲求・都合との突合)
Aが「真」か「偽」のどちらであれば、都合が良いか?
Aが「真」であれば、都合が良い。
                         
(2).結論
よって、Aは「真」だ。
                         
(3).情報収集
@.「Aは真」に都合の良い情報のみを収集。
A.都合の悪い情報は、基本的に見ない。
B.「Aは真」が正当化できたと思った時点で、情報収集終了。
 本来ならば、正しい順序は「(1).情報収集 → (2).判断 → (3).結論」である。まず、判断に必要な情報を集めてから、その情報をもとに判断をし、そして結論を出す。当たり前である。

 しかし、教祖様のようなご都合主義者は、その逆で、上図のように結論を出してから情報収集を行うのである。

 より具体的に説明しよう。

 東日本大震災について事前に明確に告知しなかった理由を述べた2011年3月11日と4月1日のブログ記事における、教祖様の思考過程は次の通りである。

 教祖様はまず、(1).判断で次のように考える。
(1).判断(自分の欲求・都合との突合)
予言を事前に告知するのが、「真」か「偽」のどちらであれば、都合が良いか?
「偽」であれば都合が良い。
 次に、この判断に基づいて、次のように結論を出す。
(2).結論
よって、予言を事前に告知するのは誤りだ。
 そして、このような結論を出してから、その結論を正当化する為に都合の良い情報(理由)を集め、その結果が以下の通りである。
(3).情報収集
○「不要な心配の思いの磁気が、2次災害を引き起こし、過大な災難を新たに創造する」
「ストレートに書」くと、「多くの人間が出す不安感は、震災被害を数倍に増幅させる」
○「予言などしても、物事を悪化させることは有っても、改善させることは無い」
 このような誤った思考過程から出て来たものが、彼の矛盾した言動なのである。

 また、当然ながら、その時々で自分の欲求・都合が変化する場合もあるので、この例とは逆に、「私の信念に、想像『出来た』悪い事は『起こらない』。大難は無難に成ると思っています」という真逆の欲求で情報収集した結果も平気で飛び出して来ることにもなるのである。
<参考>上記で説明した、誤った思考方法については、以下の記事で、より詳細に説明。
○「目の中の梁 〜「欲」によって自らの目を曇らせる人達〜

 このような思考方法は、自分の欲で物事を歪めて捉え、考える人間の考え方であり、
ご都合主義者とは、欲にまみれた人間であると言うことも出来るだろう。

 そして、この調子で自分の欲・都合に従って物事を考え、それを積み重ねて来た結果が、今の彼の姿なのである。
結論
自分が人を導くに値する優れた人間であると思いたい 自分は人を導くに値する優れた人間だ!
人々を導いてやろう!
自分が霊視能力等、特別な力を持った人間であると思いたい 自分は何でも霊視できる特別な力を持った人間だ!
その特別な力で人々にいろいろと教えてやろう!
自分は、本物の神とコンタクトできていると思いたい 自分がコンタクトしているのは本物の神だ!
この神から受け取った言葉を人々に教えてやろう!
 自分自身が自分の心を見つめることも出来ないのに、他人に自分の心を見つめるように勧め、また、何も視えもしないのに、単なる想像を「霊視した」と都合良く勘違いして、デタラメな霊視結果を主張する。

 そんな彼が、本当の神に近くにいるワケもなく、また、真理を知っているはずもないと言えるだろう。

 偽りの人間の近くにいるのは、偽りの神であり、また、偽りの人間が知っているのは、偽りの真理なのである。


 ※教祖様の、その他の矛盾した言動の例は以下の記事を参照

     記事:偽モノの見分け方(その2)



2012.9.25 新規

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リーマン様は人々を導いてくれる教師などではなく、ただの反面教師だゾ。