＜P.257＞

そして、「本物らしい」と思いました時は、それなりに紹介しています。よいと思うものを世の中に紹介するのは、私の役割だと思います。

＜P.274＞

これらのことから、私の使命や役割には、「本物」「びっくり」「根元的なこと」を理解し、解説し、PRし、普及する役割のあることが分かります。

＜P.330＞

〔３〕続出する本物技術に本物商品 　＝ﾃﾞｶﾝﾀ、ｲｵﾝｾﾗﾐｯｸｽ、FFC、さらに……＝ 　いままで本書内で何回か述べてきましたが、私のもっとも興味のありますのは「本物」「びっくり現象」「根元のﾙｰﾙ」の三つです。 　これらにつきましての情報が、5月8日から17日の十日間に合計百件ほど飛び込んできました。一日に平均しますと、十件になります。 　その中で、「本物」にしぼりまして、研究会がらみの情報を２〜３紹介したいと思います。 　〜（中略）〜 　その中の一人が、次のような資料を持ち出して説明をしはじめました。 （管理人注）文字に色を付けたのは管理人（以下同様）。

＜P.331＞

平成８年５月７日 渡辺政義

体力測定５０ｍ走結果報告

１　中学２年生男子（靴ｻｲｽﾞ26.5cm・26.0cm）　32名、女子（靴ｻｲｽﾞ24.0cm）　14名を対象に第1回目は、走る前に体重を計測し、また、自分の靴でﾀｲﾑを計測した。第2回目は、1回目計測約5分後に3mmのﾃﾞｶﾝﾀを埋め込んだ靴を履かせ、ﾀｲﾑを計測し走後の体重を計測した。 ２　着用ｼｭｰｽﾞの順番については以下の理由により決定した。 　★1回目　自分のｼｭｰｽﾞ着用……走ることにより静電気が抜けることは、予想されるが、50ｍという距離を考慮した場合それは、ごく一部と思われる。 　★2回目　ﾃﾞｶﾝﾀｼｭｰｽﾞ着用……50mという短距離ではあるが、体内のほとんどの静電気を抜いてしまい、比較ﾃﾞｰﾀとしては期待できないと考えられる。つまり、体内の静電気の状態により、ﾀｲﾑに変化が出ると仮定し、1回目は、自分のｼｭｰｽﾞ、2回目は、ﾃﾞｶﾝﾀｼｭｰｽﾞを着用したものである。 ３　体重を計測した理由は、ﾃﾞｶﾝﾀで静電気を抜くと体重が落ちるのではないかと考えたからである。

＜P.331-333＞

４　調査結果

＜男子＞ 身長 ｃｍ 体重 kg 靴ｻｲｽﾞ ｃｍ 第1回目 計測 ﾃﾞｶﾝﾀ装着 第2回目計測 記録 走後体重 ｋｇ 1 166.0 57.0 26.5 7″66 7″66 ↑0.06 57.0　+‐0 ・ ・ 〜（省略）〜 ・ ・ 10 166.2 60.0 26.0 9″48 8″65 ↑0.83 62.0　+2.0 ・ ・ 〜（省略）〜 ・ ・

（管理人注）他の男子30名の記録、及び、女子14名、教員1名の記録は割愛。 なお、上記表の２つ目の記録は、男女を通じて、最も記録が伸びた者のﾃﾞｰﾀである。

＜まとめ＞

１　男子2名、女子1名についてだけﾀｲﾑが落ちている。したがって、43名の生徒には効果があったと考えられる。また、0.2秒以上ﾀｲﾑを縮めた者は教員を含め、18名に及んだ。 　最高は、0.83秒縮めた男子であった。この生徒は、比較的肥満傾向にある。 ２　ほとんどの生徒の走後に呼吸が乱れていないことが観察された。 ３　ほとんどの生徒が、走後の体重が増えている傾向にあることがわかった。 　これは、体内の酸素との関わりが深いと推測されるので、今後、追跡調査の必要がある。 ４　ﾃﾞｶﾝﾀ装着ｼｭｰｽﾞで走った場合、ﾌｫｰﾑが大変ﾘｽﾞﾐｶﾙでしかもｽﾑｰｽﾞで力強くなることが観察された。 ５　運動部系の生徒と文化部系の生徒については、ﾀｲﾑの伸びについては、遜色がないことがわかった。 ６　陸上部の生徒や走力のある生徒、また、教員の走後の感想は、「ぐんぐん加速がついていくような感じがする。」という意見が圧倒的に多かった。 ７　ﾃﾞｶﾝﾀ装着ｼｭｰｽﾞを購入したいと申し出る生徒が多数いた。 　※計測は、平成8年5月7日（火）東京都練馬区立田柄中学校校庭で行った。 　※今回の計測については、信号機（ﾋﾟｽﾄﾙと紙雷管）を用い、手動時計（ｽﾄｯﾌﾟｳｵｯﾁ）で実施した。計測については、保険体育教員4名と陸上部の生徒で行った。

＜P.334＞

その人は、この資料の中に出てきます「ﾃﾞｶﾝﾀ」の発明家です。この発明家と資料作成者の渡辺政義さんの了解を得ましたので、資料の一部を公表します。渡辺政義さんは練馬区の田柄中学校の体育の先生です。 　とりあえずこの資料を見てください。びっくりされるでしょう。

�@．1回目は生徒自身の靴を使用し、2回目はﾃﾞｶﾝﾀｼｭｰｽﾞを使用しているので、靴が異なっている �A．1回目と2回目とで順序が異なっている

�B．事前に、ﾃﾞｶﾝﾀｼｭｰｽﾞの効果を説明した為に、それが暗示効果となってﾀｲﾑが向上し、また、走者の観察にも影響を与えた可能性がある �C．ｽﾄｯﾌﾟｳｫｯﾁでﾀｲﾑを計測しているが、計測者に「ﾀｲﾑが向上するはず」という先入観、もしくは「ﾀｲﾑが向上して欲しい」という期待感があった為に、無意識にｽﾄｯﾌﾟｳｫｯﾁを押すﾀｲﾐﾝｸﾞが早くなった可能性がある。

１．Ｇｏｏｇｌｅ（2011.11.10時点） �@．「渡辺政義」 　・・・ﾋｯﾄは1620件。最初の5ﾍﾟｰｼﾞしか確認しなかったが、同姓同名の別人ばかり。なお、練馬区の光ヶ丘第三中学校の校長名としてﾋｯﾄしたが、本人だろうか？ �A．「渡辺政義　デカンタ」 　・・・ﾋｯﾄは4件。内3件は別人と思われ、残りの1件は、船井様の信者（単なる愛読者？）の方が作成したと思われるＨＰのﾘﾝｸﾍﾟｰｼﾞで、船井様の書籍を参考にしたであろう一文。 �B．「渡辺政義　静電気」 　・・・ﾋｯﾄは373件。ほとんどが、別人の「渡辺正義」で、ﾃﾞｶﾝﾀ、もしくは、それとおぼしき靴のﾍﾟｰｼﾞはﾋｯﾄしなかった。 �C．「渡辺政義　靴」 　・・・ﾋｯﾄは148件。�Bと同様。 �D．「デカンタ　靴」 　・・・ﾋｯﾄは約160,000件。最初の5ﾍﾟｰｼﾞしか確認しなかったが、ｶﾞﾗｽ容器のﾃﾞｶﾝﾀばかり。 �E．「靴　静電気」 　・・・ﾋｯﾄは1,700,000件。最初の5ﾍﾟｰｼﾞしか確認しなかったが、静電気帯電防止靴のみで、それによって運動能力が向上すると言う靴のﾍﾟｰｼﾞはなかった。 ２．アマゾン（2011.11.10時点） �@．「渡辺政義」（全ｶﾃｺﾞﾘｰ） 　・・・ﾋｯﾄなし �A．「デカンタ」（ｶﾃｺﾞﾘｰ：服＆ﾌｧｯｼｮﾝ小物／ｽﾎﾟｰﾂ＆ｱｳﾄﾄﾞｱ） 　・・・ﾋｯﾄなし �B．「靴　静電気」（全ｶﾃｺﾞﾘｰ） 　・・・ﾋｯﾄは648件。静電気帯電防止靴のみ。

＜P.334＞　（※上記からの続き）

この研究会の途中、私も自分の靴にﾃﾞｶﾝﾀを埋め込んでもらいました。 　その靴をはき、翌日の5月11日、城ヶ島海岸や浄蓮の滝などｱｯﾌﾟ・ﾀﾞｳﾝの多いところを猛烈なｽﾋﾟｰﾄﾞで延べ2時間くらい歩き回りました。普段なら息切れしますし、その翌日くらいに足の筋肉が痛むのですが、今回は私も全くと言ってよいほど息切れがなかったのです。また足の筋肉も全然痛くないのです。

＜P.257＞

しかし最近になりまして、「船井さんの紹介だから、まちがいないと思って『本物（？）』とつきあってみたら大損をした」とか、「効果がないだけでなく、かえって逆効果だった」などという「本物（？）」についての苦情が私のところへいくつか来るようになりました。

＜P.258＞

ところで、ここで一つお詫びをしておきます。私が「本物らしい」と思って紹介したものの中にも、その後「本物でないらしい」ものがいくつか見つかりました。申し訳ありません。神ならぬ身ゆえか、慎重に検討しているのですが、まちがいがあります。とはいえ、一々心配していますと、一言も言えなくなります。

＜P.7＞

私は、やむをえない時以外は、自分のことを言うのは好きではありませんでした。それに30年以上も一切弁解をしない生き方をつづけてきた人間です。「責任のがれをしない」こととともに「弁解しない」のは私の一つの「生きざま」だったのです。