さて、このような事実があった事を踏まえて、昭和15年2月7日に、釈迦の仏示として示教せられたものが次の如くである。それは布田神声で出されたそのロゴスを速記したものであるから、文面のあやをあげつらうことは、仏意をなみ(蔑)することになり、ひいては自らを貶めることにもなるであろう。
釈迦の仏示(昭和15年6月30日発表)
『教育勅語のご趣旨通り遂行するならば、不惜身命。義に応ずるならば是れで結構。先づ物事が起こって西東を決せねばならぬ時、自らを捨てて他を生かす、此の気持で解決するならば、すべて解決平易です。』
(注、この仏示を日支事変に生かさなかった事は強く反省しなければならないだろう。教育勅語は全く戦争協力者ではなかったのである。)
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