この章でのメインは、老子様が
「神というモノは名乗り出た時点で、それは神では無い」
ということを仰っています。
その意味の説明が、この章の全部を掛けてされています。
これは本当の真理だと思います。
サニワ(霊的な判断)としても、低級な存在ほど大きな神名を自称する事実があります。
ましてや人間が、私が神の化身だ、救世主だ、などと自称する者がいれば、それは笑い者(物)にしか過ぎません。
この意味では、精神世界の先生で顔を出す人間には本物はいません。それで飯を食う必要がある、他の商売に利用する必要があるから表に出るのです。今までに有名人で本物を視たことが一切ありません。
ほんとうに国を支えているのは、無名な一般人の方々が懸命に生きる努力をしている御蔭です。
(※管理人注)文字に色を付けたのは管理人。以下同様。 |