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「カスペ!『木村藤子のキセキ相談!美女たちのターニングポイントSPII』」にツッコミ!(その4)

 ※当記事は(その1)(その2)(その3)からの続き



 木村様と大場さんのやりとりの続き。
(※(その3)からの続き)

<ナレーション>

 記憶障害と思っていたのは神経の使い過ぎによるものだと木村。
 さらに大場は患っている重い症状を告白した。


<大場さん> 
今立っているだけで足の裏が痛みが走って、荷物を持って運ぼうとすると手のひらに激痛が走ったりとかするんですね。

<木村様> じゃあ痛い理由を調べましょう。

<大場さん> はい。

  (霊視している木村様)

<木村様> なるほど。
右肩からなにか打ったことないか?と。落ちる、ぶつける、子供の頃からでいいです。

<大場さん> え〜と、ぶつけることはあったと…。
右から?

<木村様> 
高い所から落ちるとか、ハイヒールに引っかかって階段から落ちたとか、2階から子供のころ落ちたとか。

<大場さん> 
こちらですか? (頭の右側を指さしながら)

<木村様> 
そう、どうしても右肩から

<大場さん> 
バットで頭を殴られています。頭を。
男性が素振りをしているところにわたしが近づいていってそのまま当たったっていう感じですね。なので、虐待とかそういうことではなくて。

 大場さんは、今度は「今立っているだけで足の裏が痛みが走って、荷物を持って運ぼうとすると手のひらに激痛が走ったりとかする」と、結構、深刻な症状を訴え出した。

 (その3)でも指摘したが、霊能力があると言うのなら、意味のない甲状腺の霊視などしていないで、こういう症状をこそ、ズバリ当てて欲しいものである。

 そして、霊視した結果、「右肩からなにか打ったことないか?」と尋ねる木村様。

 この質問は、「落ちる、ぶつける、子供の頃からでいい」と続けられ、基本的に、以下の条件に当てはまっている。
1.全て漠然としている

2.先に答えを言っているのは相談者

3.同じ条件の人なら大抵の人が当てはまることを指摘している

 子供の頃も含めて、落ちたり、ぶつけたりして、打ちつけた経験のない人などいないだろう。また、本当に霊視出来るのなら、もっと具体的なシーンを描写して欲しいのものだが、やはり、漠然とした質問を投げ掛けて相手に先に答えを言わせようとしている。

 ただし、唯一具体的なのが「右肩から」なのだが、これは後述の通りである。なお、TVのテロップでは「右肩」と表示されているのだが、おそらく木村様は「右方」「みぎかた」と言っているのではないかと思われる(ちなみに「右方」の読みは「うほう」)。


 そして、大場さんは「右から?」と聞き直した上、「バットで頭を殴られています」という経験を語る。

 結局、大場さんのジェスチャーも含めれば、
「右側からバットで頭を殴られた」ということになり、唯一具体的であった「右肩(右方)から」のみが当たったことになっている。(※上記で説明した、誰にでも当てはまる事柄は除く)

 しかし、この「右肩(右方)から」についての二人のやりとりを検証してみると、まず、木村様の「右肩(右方)から」という言葉に対して、大場さんは「右から?」と聞き直している。

 この時の大場さんの表情は、TVで見る限り、そのような経験に心当たりがないように見える。少なくともこの時点では思い出してはいない。

 そして、その質問に対して木村様は、「高い所から落ちるとか、ハイヒールに引っかかって階段から落ちたとか、2階から子供のころ落ちたとか」と答え、
大場さんの「右から?」という質問は無視している。

 次に、大場さんは自分の頭の右側を指差しながら「こちらですか?」と聞いているのだが、この時の大場さんの表情は
「うわ〜、当たってる〜」という感じでニヤリとしている。

 そして、大場さんからのこの質問に対しては、木村様は今度は、「そう、どうしても右肩(右方)から」と答えているのである。

 
まず間違いなく、「右肩(右方)から」が当たったのは偶然に過ぎず、ただの当てずっぽうであろう。

 相手の表情を読み取りながら、上手に言葉を変えているダケで、もし、大場さんが「右肩(右方)から」を最後まで思い出すことが無かったら、この言葉は無かったことにされていたに違いない。

 そもそも、もし、
本当に視えているのなら、大場さんの答えを待つまでもなく、バットで殴られた事実が木村様の口から出て来なくてはおかしい

 また、「落ちる、ぶつける」としたら、方角は次の三択になることになる。

   ○右から
   ○真正面(真後ろ・真上等も含む)
   ○左から

 そして、360度の角度で考えれば、圧倒的に多く当てはまるのは「右から」と「左から」で
実質二択な上、誰でも「落ちる、ぶつける」の経験は何度もあるであろうから、ほとんどの人が「子供の頃から、右から落ちた、もしくは、ぶつけた経験」は持っていることになる。

 木村様の「右肩からなにか打ったことないか?」「落ちる、ぶつける、子供の頃からでいい」と言う霊視は、むしろ、当たらない確率の方がはるかに低いのである。

 しかも、大場さんから答えが出て来る前に木村様が言っていたのは、「高い所から落ちるとか、ハイヒールに引っかかって階段から落ちたとか、2階から子供のころ落ちたとか」であり、その前に木村様が「落ちる、ぶつける」と言っていた内の「落ちる」の方のみを強調して例示し、むしろ、「バットで頭を殴られた」からは遠ざかっている。

 これでは、「右肩(右方)から」だけが当たっても、ただの当てずっぽうと判断せざるを得ないであろう。

 ちなみに、「右肩から」が字義通りの意味なら、これさえも外れである。


 それでは、やりとりの続き。
(※上記からの続き)

<木村様> もちろん。
何歳の時?

<大場さん> 幼稚園ぐらいだと思うんですけど。

<木村様> 
これが今、全身に影響しているその時の状態、今、視ているんです。

 
その時、例えば手術とかそういう状態にはなかったと思うんです

<大場さん> もう、その日のうちに意識が戻って。
処置されたっていう記憶は何もないですね。

<木村様> 普通だったらそこで意識が戻っても脳波の検査とか、内出血していないか、骨折していないか、入院させて調べなければいけないと思う。

<大場さん> たぶん貧乏だったので医者に行くお金はなかったと思います。
ずうっとずっと貧乏な家だったので、おかずがテーブルに並ぶってことはあまりイメージがないので。

 「何歳の時?」と質問し、やはり、大場さんに答えを言わせる木村様。

 そして、大場さんに全ての答えを言わせた上で、「その時の状態、今、視ているんです」と大場さんがバットで殴られた時の状態を霊視しているとアピールする木村様。

 もう、なんか、言ったもん勝ちですね。。。

 また、幼稚園ぐらいの時にバットで頭を殴られたことが大場さんの「今、全身に影響している」らしい。

 はあ、そうですか・・・ん!?・・・・・・えっ??

 (その3)で見た通り、木村様は次のように言っていた。
「ホルモンのバランスとか、頭を使い過ぎて精神的にちょっとプレッシャーかかっているんじゃないかと」
「神経の使い過ぎ」

 このように、精神的なストレスが原因だと言ってたのは、いったい何だったのだろう??

 もし、仮に、本当にバットで頭が殴られたことが今の体調等に影響しているのなら、記憶障害もバットで殴られたことが原因なんじゃないんですかねぇ。

 しかも、バットで頭を殴られたことが「今、全身に影響している」のなら、やっぱり、(その3)で記載した大場さんの以下の主張は正解だったことになりますよね。。。
「甲状腺も今の私の身体の状態も全て脳の誤作動だと理解しているんですけど」
 これを「わたしはそう思っていない」と全否定しておきながら、今度は、その全否定したことと同様のことを主張し始める木村様。

 何なんだよ、この人・・・


 また、幼稚園ぐらいの時にバットで頭を殴られたことによって、現在、頭がどういう状態になっているかは説明してくれない木村様。

 ま、そこは説明しない方が得策ですよね。検査で本当に頭に何かが見つかった時に、それが視えてたことにすればいい話ですからね。


 そして、やりとりの続きを見てみると、次に木村様は「その時、
例えば手術とかそういう状態にはなかったと思うんですと言っている。

 霊視できているはずなのに、「例えば」とか「思うんです」とヤケに自身なさげな様子(笑)

 そして、この霊視は当たるのであるが、手術してたりしたら頭に傷が残っていて、大場さんがこの出来事をなかなか思い出さないと言うことも無かっただろう。
ただの予想の範囲内である。


 さらに、続きを見よう。
(※(その3)からの続き)

<木村様> 今見える光景。
まず結論。運動したほうがいい

<大場さん> 
身体に刺激が加わると激痛が走るんですね

<木村様> でも、やらないと。ゆっくりやってみて。やらなければあなた、大変になってくる。それでも運動して。

<大場さん> そうですか。わかりました。

<木村様> それともう1つ、
子供の頃、頭を打った話、(神経専門医に)伝えました?

<大場さん> 伝えていないです。

<木村様> ああ、一番大事なこと。
頭を打ったこと、これが影響しているかと。それは違うと(医者が)言ったら違う病院に行けばいいの。どこまでもそういうプロ探してみて。こっから入らないと。

 「身体に刺激が加わると激痛が走る」と主張する大場さんに対して、「運動したほうがいい」とアドバイスをする木村様。

 素人考えではあるが、脳や神経が傷ついた時って運動なんかすると逆にヤバイような気もするのだが本当に大丈夫なのだろうか??

 また、大場さんが最初に言っていたのは、
足の裏が痛み」手のひらに激痛」である。

 手や足という身体の末端の部位での痛みということで、素人の私が思いつくのは
末梢神経障害(ニューロパチー)である。
 そして、一口に末梢神経障害と言っても色々と種類があるようで、例えば、
尿毒症性ニューロパチーなどは大場さんの言っている症状に近い。
kotobank.jp「末端神経障害(ニューロパチー)」より
尿毒症性(にょうどくしょうせい)ニューロパチー

 腎機能(じんきのう)の悪化にともない、
体液中の老廃物を捨てきれなくなった状態を尿毒症(「尿毒症」)といいます。
 このニューロパチーは、
老廃物の中に含まれる、神経に障害を与える物質によっておこります

症状

 
手足の先端を中心とした異常感覚、灼熱感(しゃくねつかん)、痛み、感覚鈍麻(かんかくどんま)(感覚が鈍くなること)、筋力低下などが現われます。

●治療

 尿毒症の治療が主体となります。適切な血液透析(けつえきとうせき)や腎移植(じんいしょく)によって有害な老廃物を除去します。

 また、「手のひら」だけに注目すれば、正中神経まひなんかもある。
kotobank.jp「末端神経障害(ニューロパチー)」より
正中神経(せいちゅうしんけい)まひ

 
正中神経は、手首から手根管(しゅこんかん)を通り、手のひら側のまん中に至る末梢神経です。骨と靱帯(じんたい)(横手根靱帯(おうしゅこんじんたい))に囲まれた手根管は、正中神経に対して圧迫を生じやすいところなので、慢性的に圧迫した結果として、手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)(「手根管症候群」)がおこります。

●症状

 
親指から薬指にかけてのしびれと痛みで、進行すると、親指のつけ根の筋肉が萎縮(いしゅく)してきます。とくに、痛みは夜に悪化するため、目が覚めることがあります。農作業や手首を酷使する作業は症状を悪化させます

●治療

 痛みがひどい場合、あるいは筋肉の萎縮がおこる場合は、圧迫を取り除く手術の必要があります。


 まあ、なんにせよ、木村様の言っていることなど一切信用せずに、医者の判断を仰いだ方がいいだろう。


 続いて、木村様は、神経専門医に子供の頃、頭を打った話を伝えろと言い、もし、「それは違うと(医者が)言ったら違う病院に行けばいいの。どこまでもそういうプロ探してみて」とアドバイスをする。

 
なるほど、下記のように、木村様の霊視が当たったことになるまで、どこまでも医者をハシゴしろと言うわけですネ(笑)
(1).今の神経専門医が、頭を打ったことが原因だと判断したか? YES 
木村様の霊視が当たった!
NO ↓
(2).別の神経専門医に見てもらう
(3).頭を打ったことが原因だと判断したか? YES 
木村様の霊視が当たった!
NO ↓
(2)へ戻る


 そして、やりとりの続き。
(※上記からの続き)

<ナレーション>

 
幼少期のケガまでさかのぼり、検査を受けることを勧めた。
 すると大場から衝撃的な質問が


<大場さん> 
無意識の中で死にたいという衝動は起こるものなのでしょうか?

<木村様> 精神状態とかそういう時ってありますよね。

 『死にたい』、『早くあの世へ行きたい』そう思いながら逝くことも叶わない。わたしもそうです。今でも早くこの世を終わりたいねって思うことはしょっちゅう、時々考えることあります。

 でも、『いや、やることがあるんだ』と。『自分のわがまましちゃいけないんだ』と。自分が命終わることで泣く人もある、困る人もいるんだよと。そう思うと勇気がわいてくる。

 あなたを見ていると、本当に運命を感ずる。何のためにあなたこの世に生まれたの?って問うならば、
苦労して子供のころ、テーブルの上に何も食べるものとか、いろんな言葉に表せないご苦労をされた。だけども、運命の転換期が、あなたが家族を救う。過去世からもった魂がその親に入るんですよ。(※管理人注:どんな魂が親に入るのか全く分からないが、おそらく「過去世から縁をもった魂が」と言いたいのではないかと思う。)

 あなたが家族を支えたならば、あなたの家族はご両親であろうともなかろうとも、あなたがお役にたつ恩返しの人であるわけです。この世であなたは影の力。あなたは救おうと思っていたわけでなくても、芸能界でやる事、為す事。あなたを見て勇気づけられたり、いろんな人が

<大場さん> ありがたいですね。

<木村様> そう、希望を持てる。これ(使命)が与えられたことで。ですから、あなたの身体、もう1度ちゃんと検査をして人を救う努力。このまま頑張ってみて。

<大場さん> はい。

<木村様> 頑張りましょう。道は違っても努力しましょ。

<大場さん> ありがとうございました。


(大場さん、木村様と別れて、別のインタビュアーに答えている様子)

<大場さん> 毎日やっぱり人間として愚痴とかグダグダ出てくるものが、「運命なんですよ」っていう言葉でとてもすっきりしました。

なので、自分がどうのこうのじゃなくて、求めていただいている間は努力して自分も楽しく元気に進んでいきたいなというのが、私の今日の気づきでしょうか。


<ナレーション>

 
大場が気付くべきこと。
 人には皆使命がある。それを全うするまで生きなければならない。

 今度は、「無意識の中で死にたいという衝動は起こるものなのでしょうか?」と自殺衝動について質問をする大場さん。

 そして、その質問に対して、それっぽい回答をする木村様だが、やはり、ここでも漠然とした話ばかりであり、霊能力を駆使したアドバイスは見られない。

 例えば、大場さんが芸能人ということで、「あなたは救おうと思っていたわけでなくても、芸能界でやること、為す事。あなたを見て勇気づけられたり、いろんな人が」という話は、別に大場さんに限らず有名芸能人全てに対して言えることであろう。

 ただ、唯一、具体的なのが「苦労して子供のころ、テーブルの上に何も食べるものとか、いろんな言葉に表せないご苦労をされた」というものだが、これも、大場さんの「ずうっとずっと貧乏な家だったので、おかずがテーブルに並ぶってことはあまりイメージがないので」という発言によって事前に与えられた情報でしかない。

 そして、上記の芸能人関連、子供の頃の苦労関連を除けば、別に誰相手に言おうがそれっぽく当てはまってしまうものにしか過ぎない。

 結局、最後のアドバイスも以下の条件に当てはまっていることになる。
1.全て漠然としている

2.先に答えを言っているのは相談者

3.同じ条件の人なら大抵の人が当てはまることを指摘している




 以上、木村様と大場さんとの「キセキ相談」と称するやりとりを検証して来た。

 結論として、以下の事由から、
木村様には特別な能力などないと考えて、まず間違いないだろう。
○漠然とした霊視結果しか言わず、いつも相手に質問をして先に答えに言わせている。

○相手が答えを言ってから、それが視えていたかの如く振る舞っている。

○相手に質問せずに、最初からズバリと詳細を言い当てているものが一つもない。

○相談者が本当に質問したいこと、悩んでいることは、相談者から尋ねられないと出て来ない。

○相手の表情や言葉から容易に推測できることを霊視したと主張している。

○同じ条件の人なら大抵の人が当てはまることを霊視結果として提示している。

○時に、矛盾した霊視結果を提示している。

 結局、(その2)でも指摘した通り、木村様のしている霊能力を駆使したやりとりは、霊視能力が無くても小手先のテクニックで出来るレベルのものであり、コールド・リーディングという手法を用いて出来る程度のものでしかないのである。


 さて、もう結論を出してしまったが、当番組で行われた木村様の「キセキ相談」とやらはまだ続くので、次に相談を受けた多岐川華子さんのものを見てみよう。(※(その5)に続く)




2014.01.14 新規

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霊能力があると主張するのなら、「子供の頃、バットで殴られた経験」くらい、ズバリ言い当ててくれヨ。。。