「現在の地球文明では、認知できていません」にツッコミ!(その1)・・・ 伊勢白山道さま

 教祖様が、人類誕生を含む地球の超古代史について明らかにしてくれたので見てみよう。
《2013年3月3日ブログ本文》
私の脳内で夢想する太古の宇宙の光景では、地球に生命が誕生し始めたのは、月が外宇宙から飛来して来て、地球に重力干渉を始めてからです。
飛来して来た時の月は、現在の月の中心核(液体で構成される万能マシン)として、現在の月の中心に存在すると感じます。従って、今の表面をコーティングされた月よりも、太古に飛来して来た時の月は小さいです。

(※管理人注)文字に色を付けたのは管理人。以下同様。
 どうやら、地球に生命が誕生し始めたのは、月が飛来して来た後のことで、その月は、現在の月の中心に存在しているらしい。

 そして、その中心に存在している、過去に飛んで来た月が「液体で構成される万能マシン」のようだ。


 続いて、
《2013年3月3日ブログ本文》 ※上記からの続き
問題は、超太古に月が地球への重力干渉で生命体のDNA遺伝子の醸造を始めて長い年月が経過した時、他の宇宙から数種類の別の生命体が月に来ています
その1つが、
ワシのような鳥の特徴を具えた生命体でした。
別の生命体は、今の地球でいう
牛頭の特徴を具える存在でした。
そして、
元々の超太古に飛来して来た時の月の中心核に居た生命体は、黒髪に黒い瞳の人類にそっくりな生命体です。・・・・、実は日本の古語を使用する日本人に似た存在でした。

中国人である老子も、インドに生まれた釈尊も黒髪に黒瞳です。実は、イエス・キリストも同じく黒髪に黒瞳だったのです。
ラマナ・マハルシも含めて、人類の精神の進化に関与する人類の特徴なのです。
この原因は、今の月の中心核を鋳造した違う宇宙文明にあったのです。

太古に飛来したワシ族、牛頭族も、地球上での生命の遺伝子実験を行いました。
最初に今の人類の原型の醸造に成功したのは、月の中心核に居る黒髪・黒瞳の生命体でした。
今の琵琶湖〜白山に掛ける地帯で成功しています。
この人類が、中国→黒海→アフリカと渡っています。
現在の地球文明では、人類のアフリカ起源説までしか認知できていません。まだまだ先が長そうです。

ところで、ワシの生命体の特徴の遺伝子を持つ人類には、黒髪に黒瞳は許すことが出来ない特徴です。
やはり日本は、これからも白いワシ族にはイジメられそうです。
しかし、これを飛び越えて人類が調和出来た時に、月の中心核の存在が目指した、第一次実験が完了します。
 これらの話を総合すると、超太古の地球に以下の3種類の生命体がやって来て、生命の遺伝子実験を行い、人類の誕生に関わったようである。
@.ワシ族(ワシのような鳥の特徴を具えた生命体)
A.牛頭族(牛頭の特徴を具える存在)
B.黒髪・黒瞳の生命体(月の中心核にいた。最初に人類の原型の醸造に成功)
 ふむふむ、なるほどねぇ。。。 どーしようもない程のトンデモ妄想だねぇ。


 さて、当記事で注目したいのは、このトンデモ超古代史ではない。

 所詮、以下のように、伊勢神宮の傘付き電球を「未来人のUFO」と霊視する人が言ってることなので、まともに相手するだけ馬鹿らしい話である。
<これまでの教祖様のデタラメ霊視の数々(一部のみ)>
○とある事件の犯人について「純粋に殺人快楽者」と霊視するも、後日、犯人が被害者の母親だったことが判明。(※詳細記事

○「サースクの呪いの椅子(バスビー・ストゥープ・チェア)」がデマであることを見抜けないどころか、それを扱ったTV番組を見ている間中、魔物の笑い声がこだましていたなどと主張する。(※詳細記事

○江戸時代以前から存在するカゴメ歌の作者が、大正以降に活躍した荒深道斉だなどと主張する。(※詳細記事

○卑弥呼は何人もいて、初代卑弥呼が倭姫だと主張していたのが、後には、最後の卑弥呼が倭姫だと言い出す(※詳細記事

○そもそも存在などしないムー大陸について、「茎の直径が1mにも成る巨大な太古の昆布が密集した上に、鳥の糞などが長年堆積して形成された大地」で、「浮島」だったなどとワケの分からないことを言い出す。(※詳細記事詳細記事

○HAARPから日本に人工磁気が照射されていると主張し、「やらせはせん」と自分自身がその照射と戦っているそぶりを見せていたにも関わらず、約2年後には、のうのうと、陰謀論のHAARPを否定。(※詳細記事

○伊勢神宮にある傘付き電球を「未来人のUFO」と霊視する。(※詳細記事

 注目したいのは、まず、教祖様が、このトンデモ超古代史を語る前に、
「私の脳内で夢想する太古の宇宙の光景では」
と記載していることである。

 この文章には「夢想」とあり、どうやら、教祖様も自分のトンデモ超古代史がただの「夢想」であることが分かっているようなのである。

 他のブログ記事でも、自分の霊視内容を語る時には、次のような断りを入れることが多く、やはり、教祖様自身、自分に霊視能力などないことが分かっているように見受けられる。
「これは私の脳内の想像光景ですから、何も根拠はありません(2012年4月17日ブログ本文)

「以上は内在神からの啓示であり、
まったく根拠はありませんが、来るべき新しい世界・ミロクの世の到来の一面を告げる夢想です」(2012年4月14日ブログ本文)
 しかし、先に引用した文章の他の箇所を見てみると、
「現在の地球文明では、人類のアフリカ起源説までしか認知できていません。まだまだ先が長そうです。」
とあり、自分の「夢想」が、現在の科学で認知出来ていることよりも上である旨の主張をしている。

 なんで、アンタの「夢想」の方が、「現在の地球文明」より上なのやら・・・

 さらに、先のブログ記事は次のように続く。
《2013年3月3日ブログ本文》 ※上記からの続き
とにかく今日の話は、10億年が1単位に過ぎない感覚の脳内話であり、私の脳内ヴィジョンが文字に収まり切れません。
脳内には、宇宙年表が見えている
のですが、どの「断片」を書いて良いのかを悩みます。本当は、これに霊体の問題をリンクして説明すべきなのですが、すぐに人種問題に繋げる今の人類意識では無理があります。
ここでもやはり、
「今日の話は、10億年が1単位に過ぎない感覚の脳内話であり、私の脳内ヴィジョンが文字に収まり切れません。」

「脳内には、宇宙年表が見えている」

などと、如何に、自分が真実の超古代史が視えているかをアピールしている。

 自分で、「夢想」だと分かっているクセに、一方で、その「夢想」の結果を「現在の地球文明」より上である旨の主張したり、如何にも「真実が視えてますよ」アピールしたりする。

 いったい、何なんだろうか、教祖様のこの、二律背反した言動は。。。

 前者の「夢想」は、自分の良心が咎めないように、そう記述することによって、
「ほらね、ちゃんと『夢想』だと断って、信者が真実だと誤解しないように明示してるでしょ」と、妄想を語ることを正当化しているのだろうか。

 それとも、ウソがバレた時に、「ほらね、ちゃんと『夢想』だと書いてるでしょ」と言い訳する為の保険であろうか。

 一方、後者の、「現在の地球文明」より上である旨の主張したり、如何にも「真実が視えてますよ」アピールしたりするのは、自分の「夢想」を真実だとも思っていて、かつ、他人がそれを信じるように誘導しているのだろう。

 そして、そうすることによって、「真実を明らかにした者」として、
他人から注目・称賛されたいからではないかと思われる。

 まあ、私の推測が当たってるにせよ、外れているにせよ、
このようなことを平気で主張できる教祖様に、心や思考の歪みを感じるのは私だけではあるまい。


 ちなみに、以下は、精神病理学の専門家である小田晋氏の著書『簡単にだまされる人びと』に記載されている「ウソをつく人」に関する文章である。
『簡単にだまされる人びと』 (小田晋/日本実業出版社/1998) P.18-19
 ウソをつく人を大別すると、ある目的を達成しようと人をだますために意図的にウソをつくタイプと、その正反対のタイプとして、自分でついたウソを自分自身で真剣に信じてしまう人に分けられる。詐欺犯のうち、悪質な累犯者はこれである。このタイプの人を「欺瞞者」(21ページ参照)と呼ぶ。また、後者のように、本人はウソをついているという自覚がない場合を空想虚言症(プソイドロギア・ファンタスティカ)といい、このタイプの人を「空想虚言者」(25ページ参照)と呼んでいる。
 そして現実には、
欺瞞者と空想虚言者という両極端の間に、さまざまなタイプがあるのだ。
 どうやら、「ウソをつく人」には以下の2タイプがあるらしい。
欺瞞者 ・・・ ある目的を達成しようと人をだますために意図的にウソをつくタイプ
空想虚言者 ・・・ 自分でついたウソを自分自身で真剣に信じてしまい、本人はウソをついている自覚がないタイプ
 そして、この間にさまざまなタイプがあるらしいので、「夢想」だと言いながら、一方で、「真実が視えてますよ」アピールしたりする教祖様もこの間に分類されることになるだろう。




 次に、教祖様が同様に、自分の
ただの妄想を、如何にも「何かが視えている」かの如くアピールしている他の文章も見て行きたいが、続きは(その2)にて。



2013.04.16 新規

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自分の「夢想」を真実だと思うように誘導しておいて、「内在神=良心」だなんて良く言えたモノだナ。











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