「カスペ!『木村藤子のキセキ相談!美女たちのターニングポイントSPII』」にツッコミ!(その10)
 ※当記事は(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)(その6)(その7)(その8)(その9)からの続き



 木村様と鈴木早智子さんのやりとりの続き。
<(その9)からの続き>

<ナレーション>

 
悩みがまとまらない鈴木。
 そこで木村はまず、芸能界で今後活躍できるかについて調べた。


<木村様> あんまり大きくは伸びていけない。で、歌手は難しい。ただ、芸能界で全く駄目じゃないですがそんなに大きくは伸びていけないんじゃないかと。

わたし、正直言ってあなたが精神バランスを崩していると思います。その目が、わたしだけの特徴(やり方)なんでね。気にしないで。私が視るには精神バランスを崩して1年2年じゃない状況が経っていると思うんです。

 結局、芸能界での仕事について霊視し始める木村様。

 グダグダ言わずに、最初から霊視しとけば、無駄なやりとりしなくて済んだのにな。

 そして、霊視結果はというと、まずは以下の通り。
あんまり大きくは伸びていけない。で、歌手は難しい。
 別に、霊能力なんかなくても、そうであろうことは誰にでも予想できること。

 続いて、
芸能界で全く駄目じゃないですがそんなに大きくは伸びていけないんじゃないかと。
 可もなく不可もなく、木村様、お得意の漠然とした霊視結果。

 そして、最後に木村様は、鈴木さんが「精神バランスを崩している」と指摘し、「私が視るには精神バランスを崩して1年2年じゃない状況が経っていると思うんです」と言い出す。

 多少具体的な霊視なのだが、次のニュース記事にあるように、鈴木さんには2010年に不倫騒動があり、その後、芸能活動を自粛して、精神的にかなり追い込まれていたことが報道されている。
J-CASTニュース「久々TV出演も「スカウトの手」挙がらず 元Wink鈴木早智子厳しい復活への道」(2013.2.8)より一部抜粋
さらに2010年に俳優との不倫騒動を起こしたことで芸能活動自粛に追い込まれてしまった。

自粛期間について鈴木さんは「(最初の)1年は、生きながらに死んでた」
「ストレスがすごい溜まっちゃってて、家に入院してる感じ」「自分のこの精神状態では、もう芸能界で仕事できないかなとか。引きこもりに近かったですね」「一時期声が全く出なくなった」と振り返り、波乱の人生を送ってきたことを明かした。
 このニュースを知っていれば、誰にでも言える話である。


 そして、「キセキ相談」の続き。


<ナレーション>

 鈴木は精神バランスを崩している
 それが今後の成長を妨げていると言う。

 原因はどこにあると言うのか。


<鈴木さん> 仕事関係、恋愛関係…ですね。


<ナレーション>

 鈴木は精神バランスを崩したのは、仕事上のトラブルと恋愛関係が原因だと答えた。
 しかし、木村は根本的な原因はそこではないと言う。


<木村様> 
あなたね、20歳前から莫大な量の本とかを読んだり、人の意見を聞いたりしていない姿が視える。

<鈴木さん> 
そうですね。ずっと夢に(向かって)突っ走ってきちゃったので。高校を中退してしまったのは自分の勝手な行動…と言えばそうでしょうし。
でも私、歌手になりたかったんですね。夢が。で、19歳でレコードデビューしたんですけれども、その前の部分はすごくわたしの中では原点になっているんです。
とにかくそれに向かって、自分の中ではいろんな努力をして。

<木村様> 
私が言っているのは『知識不足である』と。「偏った知識と」こう表現してると。あなたは自分の感情論だけ。わたしの話を聞けない。自分、自分の感情を述べることは(会話の)キャッチボールができないよ

<鈴木さん> それが、先生ごめんなさい。怒ったらごめんなさい。わからないんです。


 ここでは木村様は、「あなたね、20歳前から莫大な量の本とかを読んだり、人の意見を聞いたりしていない姿が視える」と霊視結果を示している。

 ま、鈴木さんを見て、本をよく読んでいるようには見えないわな。これも誰にでも予測できる話。

 しっかし、「莫大な量の本」って。

 本を読んでいる方だと思っている管理人ですら、
「あなた、莫大な量の本を読んでませんよね?」と言われりゃ、YESと答えるしかないわ。なんやねん、「莫大な量」って。

 そして、この木村様の指摘に対して、鈴木さんは、「そうですね。ずっと夢に(向かって)突っ走ってきちゃったので。高校を中退してしまったのは自分の勝手な行動…と言えばそうでしょうし。」等と肯定。

 しかし、鈴木さんが肯定しているにも関わらず、木村様は、「私が言っているのは『知識不足である』と。『偏った知識と』こう表現してると」と、またもや攻撃を開始する。

 いやいや、「偏った知識」なんて言ってないじゃないですか。
後から勝手に付け足すなよ。


 さらに、木村様は攻撃の手を緩めず、次に「あなたは自分の感情論だけ。わたしの話を聞けない」と指摘。

 
ええ〜、鈴木さんの発言のどこが「感情論だけ」なの??

 鈴木さんが言っているのは、「ずっと夢に(向かって)突っ走ってきちゃったので」、(本を読めなかったし、勉強も出来なかった)ってことだよね。これのどこが感情論なの??

 そして、そうではあっても夢に向かっては、「自分の中ではいろんな努力をし」たって言ってるだけだよね。

 
木村様、感情論の意味分かってます??
デジタル大辞泉「感情論
理性によってではなく、感情によってなされる議論。
 てか、「わたしの話を聞けない」って、話を聞いてないのは木村様の方だろうに。

 ホンマ、ワケ分からんわ、この人。


 そして、さらに木村様は、「自分の感情を述べることは(会話の)キャッチボールができないよ」と発言。

 もう〜、ちゃんとした日本語、喋ろうよぉ〜〜〜。

 多分、
「自分の感情に従って話してるだけじゃ、会話のキャッチボールができないよ」ってことだよね? 何だよ、「自分の感情を述べることは(会話の)キャッチボールができないよ」って。(しかも、(会話の)はスタッフがテロップ上に追加したもので、木村様は言っていない)

 てか、どう考えても、会話のキャッチボールが出来てないのは木村様、アナタですヨ!


 それでは、やりとりの続き。

<ナレーション>

 木村の指摘は、知識不足から会話のキャッチボールができないと言うこと。

 
実はここまで4時間が経過したが、まったく会話が噛み合っていない
 やむなくスタップが間に入った。

 結局この日、鈴木は木村の言葉を理解できないままだった。

 相談を終えた鈴木(の部屋)を訪ねた・・・


<鈴木さん> 
(木村が言っている意味が)わからなかったです。うん。


<ナレーション>

 木村は鈴木を見離したわけではなかった。


 (木村様がスタッフを前に語り出す)

<木村様> 彼女の(相談は)気づけないまま終わりました。彼女に何が残りますか?
彼女を救いたい。救いたい。救って欲しい。


<ナレーション>

 鈴木を救いたい。木村が再び立ち上がる。

 ナレーションによると、木村様たちは4時間もの間、「まったく会話が噛み合っていない」状態だったらしい.

 ちょwwwwwどんな罰ゲームだよwwwwwwwwww
4時間にも渡って、会話のキャッチボールが出来ない上に何を言ってるのかも分からない相手から、延々、「お前は会話のキャッチボールが出来ない」、「お前は人の話を聞いていない」等となじられ続ける。
 可哀そうな鈴木さん。。。 

 イジメいくない!


 そして、ナレーションに続いて、鈴木さんの「(木村が言っている意味が)わからなかったです」という発言。

 きっと、誰も分からないから安心していいですよ、鈴木さん。


 続いて、木村様の「彼女を救いたい。救いたい。救って欲しい。」という御言葉。

 あれだけ、ワケの分からない攻撃をしておいて、今さら、何を言うのやら。。。


 そして、鈴木さんを救いたいという木村様の願いにより、別途、2回目の相談が催されることになる。

<ナレーション>

 そして10日後、2回目の相談が始まった。


<木村様> 収録終わってから、
何故あのように(会話のキャッチボールができなく)なったのかしら?って。
多分、話のズレがね、できた時に最初、慌てたんじゃないかしらと。


<鈴木さん> (大きくうなずく)

<木村様> 頭でパニックが起きたのかしら?って。
それが私の、この間の考えなんです。


(鈴木さんの独白)

 一つ一つの言葉がきっと真っ白になっちゃって、自分でもどう伝えていいか、ばっかり意識がいってしまって。で、多分、混乱して、それがさらに悪化、悪循環みたいな形になっちゃったのかな?とおもったんですけども。


<鈴木さん> 私はこの間先生に色々とアドバイスいただいて、知識?知識がやっぱり足りないというのが、すごく、心に強く残ったので。

<木村様> 今、私が何で
知識を広めなさいってみんなに言ったり、あなたにもキャッチボールとか。
私も一通りの道を、失敗を歩いてきたということなんですよ。経験者(失敗の)大先輩であると。
大先輩が後輩に対して、私のように
知識不足でしくじったり、知識不足でとかとか(人生の回り道を)させたくないって

あなたが高校中退。悪いことではありません。中退がわるいんじゃないんです。すごく努力した、と表現しました。頑張った頑張って頑張って、歌の道で成功されたと。その間の
多感期に知識が不足してたんです。こっちでは努力して働いたでしょう。歌も勉強されたでしょう、でも1つの知識、いろんな多感期に覚えるべき、本を読む暇もなかったでしょう。

この世界で(過去に)、華やかな時代があってても、過去の勉強、する暇もない?忙しい?

どんなことも知識。 全て知識
ここから人生を変えれる。運命を変えれる。

いろんな人との交流の中でこれから羽ばたくことは、可能性は出てくる。

<鈴木さん> はい。


<ナレーション>

 
鈴木が気づくべきこと
 それは、会話のキャッチボールを心がけ知識を得ること

 まず、木村様は、最初に、「何故あのように(会話のキャッチボールができなく)なったのかしら?って。多分、話のズレがね、できた時に最初、慌てたんじゃないかしらと。」と語る。

 あくまで、悪いのは鈴木さんのようである(笑)

 そして、わざわざ別途機会を設けた上で、木村様が言ったことは、終始、知識を身に付けなさいと言うこと。

 先の相談でも言ってることだし、そんなんだったら、手紙でも書けば済む話だろうに。

 てか、これまでも折に触れ、指摘して来た通り、木村様、ところどころ日本語がおかしい。

「もうちょっと食べたものを排出する方向性。 これを努力したほうがいい」 (その1)

 → 何ですか、「排出する方向性」って?
   いったい、どんな努力をすればいいのか見当も付きません。

(症状の原因を)病院で決めましたか?」 (その3)

 → 症状の原因は病院で判断するものであっても、決めるもんじゃないです。

「過去世からもった魂がその親に入るんですよ」 (その4)

 → 過去世から何を持った魂が入るんですか?
   そこを言わないと何を言っているのか分かりません。

「11時、12時近くにこの世を断ってるかと。」 (その7)

 → 言うとしたら、
「命を断ってる」でしょ。なんですか、「この世を断ってる」って。

「あなたは自分の感情論だけ」 (当記事)

 → 「感情論」の意味を分かっていないくせに、他人の批判に使わないでもらえます?

「自分の感情を述べることは(会話の)キャッチボールができないよ」 (当記事)

 → 会話のキャッチボールが出来てないどころか、日本語が話せてませんよ。

「知識不足でとかとか(人生の回り道を)させたくないって」 (当記事)

 → スタッフがテロップに(人生の回り道を)と追加してくれてなきゃ、何を言っているのか分かりません。

 視える、私にも視えるぞ! 木村様が莫大な量の本を読んでない姿が!

 木村様、人様に本を読んでいないとか、知識不足だとか指摘してる場合じゃないと思いますヨ!





 以上、(その10)にまで渡り検証して来たが、「キセキ相談」と銘打たれたこの番組に
キセキなど一切なかった

 あったのは、自称霊能者である木村藤子氏による、霊能力があるかのように見せかける為の騙しのテクニック、及び、番組スタッフによる、霊視が当たったかのように見せかける為の偽装だけであった。


 こんなインチキ霊能者の冠番組を制作して放送するばかりか、積極的に詐欺行為に加担するTV局。

 この番組に騙されて、木村藤子氏を本物の霊能力者だと勘違いし、氏の書籍を購入したり、相談に赴いたりした人たちがどれだけいたことだろうか。

 この番組がやったことは、ただのウソではない、被害が生じるウソなのである。

 
悪質と言わざるを得ない。



2013.02.25 新規

    精神世界
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こんなインチキ霊能者をTVに出すなヨ。。。