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「カスペ!『木村藤子のキセキ相談!美女たちのターニングポイントSPII』」にツッコミ!(その8)
 ※当記事は(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)(その6)(その7)からの続き



 多岐川さんの父親が自殺した滝へと向かう木村様たち。

 (その7)に引き続き、その際のやりとりを見て行きたい。
(※(その7)からの続き)

<木村様> で、
鹿児島空港着陸、飛行機がする前から、(私は)涙が出て、出て、出て(しょうがなかった)。それまでぐっすり眠ってたの。

<多岐川さん> へー。

<木村様> 
どうして、そうしてね。もうそれこそ、鼻をぐずぐずしながら。
で、花粉症じゃないけど。
(お父さんが)一緒にいるのね。今

<多岐川さん> えっ、今?

<木村様> で、あなたの心(気持ち)が嬉しいんでしょ。おそらく。それが何かを伝えたい、伝えたいっていう気持ちがあったんでしょ。

その(自殺した)現場に行ってくれる。胸がいっぱいになるほど、あなた(の気持ちが)嬉しかった。本当に。

<多岐川さん> そうなんだ。


<木村様> だから、親だから、お父さんが好きだったら、何でもいいから、お酒でもいい、お花でもいい。ちょっとだけ(供えてあげて)。

<多岐川さん> (涙ぐみながら、うなずく)

<木村様> せっかくなんだから。

 木村様、この地に来る飛行機の中で「(私は)涙が出て、出て、出て(しょうがなかった)」という話をし出す。

 そして、「どうして、そうしてね」と続け、何故、涙が出たのか説明してくれるのかと思いきや、突然、「(お父さんが)一緒にいるのね。今」と現在の話をし出す。

 
この人、霊視じゃない普通の話も、漠然としていたり、言葉足らずであったりして、何を言っているのか良く分からんな。

 話の流れから察するに、飛行機にいる木村様の元へ父親の霊がやって来て、感謝を告げて来たとか、そんなノリだろうか??


 そして、、、

(※上記からの続き)

<ナレーション>

娘が自分の最後の現場に向かっていることを、父が喜んでくれていると木村。


<木村様> 
亡くなったご遺体の胸。持ち物からとても大切にしてたものがある。あなたの写真かなんか入ってなかったかしら?

<多岐川さん> すごい、なんか嬉しい。


 
(スタッフに語り掛ける多岐川さん)

<多岐川さん> なんか、外面がいいとか、そういう(父の性格)の私が受け継いでるってよく言われるから。
頑固な部分とか、そういう風にいう事とかって、ちょっとお父さんに似ているわねって。何回か言われた覚えがあって、今、納得しました。私自身は父の性格をそんな知らないので。ああ、そういう事なんだって思って。


<ナレーション>

 
お供えのお酒を用意した。(酒店に入って行く多岐川さん)


 
(また、車の中の映像)

<多岐川さん> なんか、結構、毎晩飲んでるイメージでした。小ちゃい時から。

<スタッフ) なんか、すごく嬉しそうですね。

<多岐川さん> はい。なんか、今日は不思議な体験ばっかりです。
本当に(父が)近くにいる気がしますね。

 「亡くなったご遺体の胸。持ち物からとても大切にしてたものがある。あなたの写真かなんか入ってなかったかしら?」と言い出す木村様。

 まあ、自分の娘の写真を持っていてもおかしくない話で、別に「霊視した」と言っているわけでもなく、ただの質問。

 今までも説明して来たように、
これが当たれば、霊視したことになり、一方、外れれば、ただの質問になってしまうカラクリである


 そして、いよいよ、一行は父親が自殺した滝へと到着する。
(※上記からの続き)

<ナレーション>

 
6年前、父からの電話をずっと拒否し続けてしまった多岐川華子。
 父と娘の絆が、今再び結ばれようとしている。


 (多岐川さん達を乗せた車が駐車場に着く)


<多岐川さん> ここが滝なんですか?

<スタッフ> そうですね。滝の上の方。


<ナレーション>

 ついに、父が旅立った場所へ。
 華子は何を知るのか・・・

 --- CM ---

(※CM後の、重複するシーンは省略)

<多岐川さん> ああ、全然想像していたところと違います。こういう所なんだ。

<木村様> 
右が気にかかるかな。何で、右。 (歩いている方向と逆方向を指さして)

<多岐川さん> 右?

<木村様> 右。



<ナレーション>

 あの日、父は確かにこの展望台にいた。


<木村様> あれが、ですね。(展望台から見える滝を指指して)


<ナレーション>


 亡き父を思い、同じ景色を見つめる。
 父を近くに感じた。
 あの滝までどうやって行ったのだろうか?


<スタッフ> まず着いて(父は)何か言いました?(運転手に質問)

<運転手> 「どこを見たらいいか?」という事でしたから、今のこの駐車場のところで停めて、
左側に展望台がありますから、滝の上、これからずっと右に行ったら、100mくらい行ったら滝の上に出ますよって言う。そういう事ですよね。

<スタッフ> そしたら、
彼はどっちに行ったんですか?

<運転手> 
右の方へ行かれました。滝の上の方へですね

 (運転手、木村様、多岐川様、滝へと向かう)

<ナレーション>

 父は滝の上までの道のりを聞くと歩いて向かった。
 運転手は、不審な様子もなかったので、駐車場で帰りを待ったという。

 
父が滝まで歩いた道を同じ足どりで向かう。

 しかし、その先は封鎖されていた。 (金網がはられ、立入禁止の張り紙)


 父はあの日、このフェンスの向こうを歩いて行った。

 一つ気になるのは木村の言葉

 現場に来る前、こう言っていた。

<木村様> 立つ場所がちょっとこう出っ張ってる。そんなに広くなく。
深呼吸してお父さんが、手をこういう形(両腕を水平)にしたまま飛んでってます。



<ナレーション>

 それほど広くない、出っ張った場所。
 父は深呼吸をした後、ここで人生の最期を遂げた。

 父の死と正面から向き合った多岐川華子は・・・


<多岐川さん> 何だろう。人の死とかって、いつかはやっぱり、向き合う時期ってのが必然的に訪れるんだなと思って。

 ちゃんとその誰かの死と向き合えるように、それまでに自分もちゃんと成長しなきゃいけないなと思って。

 もちろん悲しいし、くよくよしちゃう時はあると思うけど、もっと、そうですね。その事も絶対自分には意味のあることなんだって思うのが、本当に大切だなって思いましたね。


 (展望台に戻り、そこで酒等をお供えする多岐川さん)

<木村様> 何より喜ぶと思う。

<多岐川さん> へへ。
これ、私が選んだ、おつまみたち。(父へ語り掛ける)


 (滝へ向かって手を合せる多岐川さん)


<ナレーション>

 死から6年。今華子は亡き父と共に新たな人生を歩み始めようとしていた。

 これで、木村様たちが多岐川さんの父親の自殺現場へと向かう話は終わりである。

 そして、ここで木村様が霊視っぽいことをしているのは、「右が気にかかるかな。何で、右」という発言のみ。

 運転手さんの話によると、
父親は右へと向かって滝の上へ行ったらしいので、この霊視は当たっていることになるのだが、実は、これも甚だ怪しい

 映像と共に順に確認しながら見て行こう。

 まず、一行の車を止めた駐車場や滝、展望台等の位置関係は以下の通りである。

※上記地図は、HP「犬飼滝(犬飼の滝)/鹿児島観光」に掲載されている地図と番組の映像を参考にした。
※展望台、パーキングの大きさ・形は適当なので留意いただきたい。
 木村様たちが乗った車は470号線の下方からやって来て、展望台横の駐車場に車を止める。

 そして、車から降りた木村様と多岐川さんは、まず、展望台へと向かうのだが、その時、木村様が発した言葉が「右が気にかかるかな。何で、右」で、その映像が下記のものである。

       

 このように、木村様は進行方向と逆を指差して「右」と言っているので、「右」は展望台から見て駐車場の方向である。

 そして、この、木村様の「右」発言は放置したまま、二人は展望台から滝を眺めることになる。その後、別途、スタッフが運転手さんに問い掛けるシーンが出て来て、父親が自殺時に「右」へと向かったことが分かるのである。

 その際のやりとりは以下の通り。

<スタッフ> まず着いて(父は)何か言いました?(運転手に質問)

<運転手> 「どこを見たらいいか?」という事でしたから、今のこの駐車場のところで停めて、左側に展望台がありますから、滝の上、これからずっと右に行ったら、100mくらい行ったら滝の上に出ますよって言う。そういう事ですよね。

<スタッフ> そしたら、
彼はどっちに行ったんですか?

<運転手> 
右の方へ行かれました。滝の上の方へですね


※ちなみに、このやりとりで映像に写るのは運転手さんのみで、スタッフは声のみ。木村様も多岐川さんも出て来ない。
 このように、運転手さんの話では、駐車場を基準に「左・・・展望台」「右・・・滝の上への道」ということになり、木村様の「右」発言は当たっていたことになる。

 その後、一行は父が自殺した滝の上へと向かうのだが、その時の映像は以下の通り。

   

  

 御覧の通り、ここで一行は、470号線を右側通行で歩道を歩いて滝の上へと向かっている。

 そして、少しすると、下の映像のように右側に脇道が見えて来て、そこを曲がることになる。

   

 木村様たちの行動がおかしいことに、気付いただろうか?

 もう一度、犬飼の滝の地図を見てみよう。
 もし、滝の上へと出る道が「右」(この地図では下)にあるのなら、展望台を出た一行は、470号線を一旦、滝とは逆の方向へと向かったことになる。

 そして、彼らはしばらく歩いた後、
右折したのである。

 何故か、滝から、どんどん遠ざかって行く木村様たち(笑)

 そして、この矛盾は、
「実際は、滝の上へと向かう道は『右』(地図上では下)ではなく、『左』にあった」と考えれば解決する。

 つまり、
一行は、展望台を出て右に曲がり、470号線を滝の方向へと移動した後、脇道を右折したのである。(※展望台を出た際、どちらに曲がったかは、映像では出て来ない)

 さて、この仮説を検証する為、再度、映像等を確認してみよう。

 まず、滝周辺の別の地図である。
 この地図では、ある程度標高が分かるようになっている。

 そして、
470号線の和気神社から滝辺りまでを見てみると、470号線の川がある側は谷になっており、一方、その反対側は山になっているようである。

 実際、470号線沿いにある展望台から滝を眺めた映像は以下の通りで、展望台は谷へと突き出た形になっている。

  
  ※中央に白く見えるのが犬飼の滝

 一方、次の映像は、一行が滝の上へと向かっている時の映像である。

   

 左の画像では、多岐川さん達が歩いている場所から470号線を隔てた向こう側は
になっている。左手に山を見ながらの移動だから、やはり、470号線を滝方面へと移動していることが分かる。

 そして、右の画像は、滝の上へと向かう際に
右折した脇道であるが、こちらもやはり、降る形となっている。

 以上、「実際は、滝の上へと向かう道は『右』(地図上では下)ではなく、『左』にあった」という仮説は正しく、やはり、
一行は、滝の上へと向かう為、展望台を出て右に曲がり、470号線を滝の方向へと移動した後、脇道を右折したのである。

 
結局、木村様の「右が気にかかるかな。何で、右」という霊視は、またもやハズレのようだ(笑)


 では、何故、木村様は「右が気にかかるかな。何で、右」という発言をしたのであろうか?今度はこちらを推察してみよう。

 展望台に来る際、一行を乗せた車は、470号線を上記地図の下方向からやって来て駐車場に到着した。その際、滝見台へと続く遊歩道階段の入り口を通り過ぎたことになる。

 そして、その遊歩道の入り口には、次のような看板があるのである。


※実際の写真は、「犬飼滝遊歩道」で画像検索すると参照可

 おそらく、木村様は、車の中からこの看板を見つけて、
「あ、犬飼滝遊歩道って書いてあるじゃない。きっと、お父さんは、この遊歩道を通って滝に行ったんだわ!」などと考えたのではないだろうか。 (残念ながら、この遊歩道は、滝を近くから、かつ、下から見ることのできる滝見台へと続く道なのだが(※滝見台からの眺めはHP「犬飼滝(犬飼の滝)/鹿児島観光」で参照可))

 そして、そのように考えた木村様は、車を降りた後、一行が遊歩道とは逆の展望台へと向かったので、進行方向と反対を指さして、「右が気にかかるかな。何で、右」と発言したのではないだろうか。

 そう考えれば、何を言っているか不明瞭な「何で、右」も、
(滝への遊歩道は右にあるのに)何で、右(に行かないの?)」と言いたかったのだと推察できる。

 おそらく、このようなところであろう。


 なお、やはり気になるのは、木村様の「右が気にかかるかな。何で、右」という霊視を追認する発言をした運転手さんである。

 (その7)で指摘した父親の死亡時刻の件といい、
この運転手さん、スタッフから口裏を合わす発言をするよう頼まれたのだろう

<参考>

 犬飼の滝をGoogleEarthで確認してみると、やはり、展望台を出て470号線を滝方面に少し進んだ所に、滝の上へと続くであろう道があった
(あまりアップに出来ないので、100%の確証はないが、まず間違いない)。

 一方、470号線を
滝と反対方面に進んだ後、右折して、滝の上へと出れる道などは無かった。
<参考>GoogleEarthを参照できる方は以下のサイトから確認することが可能

 ○GeoHack − 犬飼滝

 ※該当ページにある表のGoogle Earthの「開く」をクリック


 なお、(その6)で見た通り、木村様は、自殺時の様子として次のような霊視を語っていた。
吊り橋のようなところ(が視える)。『ここから飛び込もうか?』、それとも「しくじっちゃ困る」。その吊り橋から飛び込んだらしくじることはないですよ。この場所は。
 GoogleEarthで見ても、犬飼の滝付近にそのような吊り橋など見つけられなかった。また、ネットで検索してみても、そのような吊り橋があるというような情報は見つけられなかった。

 まず間違いなく、この霊視もハズレであろう。


---- <追記 2014.2.18> -----------------

 上記で標高がある程度分かる地図を掲載したが、標高については、以下の国土地理院のものの方が分かり易い。

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 以上、一見、当たったように見えても、実はハズしちゃってグダグダな木村様。


 これまでの記事で、自称霊能者である木村様の偽モノっぷりはもう十二分に見れたと思うが、次の相談相手、鈴木早智子さんとのやりとりでは、また別の素敵な一面を見せてくれているので、そちらも見ておきたい。((その9)へ続く)



2014.02.11 新規

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木村様のデタラメ霊視を当たったように見せかける為に、スタッフも大変だナ。