<自覚なし>
自覚がない場合とは、対象に悪影響を与えることを認識せずに、嫉妬や恨み、憎しみ、怒り等の邪念を発信してしまうケースである。特にその想念が強い場合は、「生き霊」と化して対象に災いをもたらすこともある。
<自覚あり>
自覚がある場合、その行為は呪いと呼ばれ、さらにそれは、「不幸になれ〜、不幸になれ〜」等と念じるだけで儀式を伴わないものと、呪いの儀式を実施するものとの2ケースに分かれる。
呪いを実行に移そうとする時点で、その人自身が呪いというマイナス想念に囚われているので、その想念が似た想念を持った霊を呼び寄せることになる。
よって、呪いが成就して目的を達したとしても、自身も呪われているのと似た結果となってしまうことになる。いわゆる「人を呪わば穴二つ」である。
呪いの儀式として有名なのは丑の刻参りだが、儀式そのものの力よりも、「そのような儀式をする」という一線を超えるほどの恨みの力がより強い効果を発揮することになる。
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