<姿勢>
@.身体の力を抜いて立つ。両足は肩幅。
A.背は丸まらず、反らず、地に対して垂直にする。
B.お腹を前方斜め下に向けて少し膨らます。
C.両腕は合掌し、指先がアゴにかかるくらいの高さ。
<前作業>
D.目を閉じ、浅くなく、深くなく、ゆっくりと呼吸を繰り返し、雑念を無くして心を落ち着ける。
E.同時に、丹田に意識を集中しながら、自分の周りに気のエネルギーが充満している様子をイメージする。
<本作業>
F.周りのエネルギーを吸い込むイメージをしながら、ゆっくり息を吸い込み、取り込んだエネルギーを空気と共に丹田に流し込む。(※お腹がいっぱいになるまでは吸い込まない)
G.お腹、腰等に軽く力を入れ、力を丹田の正中心に集めて、お腹に溜まった空気を押し出すように息を吐き出す。(※息を吐き出している途中で苦しくなりそうだったら、その時点で息を普通に吐き出す)
H.FGを5回ほど繰り返す。(※回数は増やしても可。ただし、ほどほどに)
丹田に熱を感じることが出来たら成功。
<実施タイミング等>
○毎日1回か2回。 または、気が滅入っている時やウツ状態の時、もしくは、「ウツが来そうだな」と感じた時等に、その都度、実施しても良い。
なお、参考的な実施タイミング・スケジュールについては、全ての手法の説明をした後に記載する。
<注意点>
○呼吸は、苦しくなるほど深くゆっくりしない。
○あまり極端な回数をやり過ぎない。
○呼吸器、消化器に疾患のある場合は、実施不可。
<その他>
○姿勢
他にも、結跏趺坐、半跏不座、胡坐、正座、椅子に座って、ベッドに横になってでも可。横になってやる場合は合掌せずに両腕を自然に延ばしても可。
自分がやり易いやり方で。
※結跏趺坐等の座り方については、以下のページを参考に。
○イメージ
上記では、自分の周りに気のエネルギーをイメージするものにしたが、他にも次のようなものも可能である。
・太陽光が当たる場所で、太陽のエネルギーを取り込むイメージ(※室内で、カーテン越しや擦りガラス越しで可。自分が太陽のエネルギーを感じることが出来れば良い)
・頭上はるか上の天上に光の玉をイメージし、そこから光が降りて来て、その光を取り込むイメージ
・木に片手をあて、木のエネルギーを分けてもらうイメージ |
どれでも、自分にしっくりくるイメージで実施すれば良いが、最初は太陽光を利用するのがやり易いだろう。
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