『心の発見 現証篇』にツッコミ!(その8) ・・・ 高橋信次さま | 
           
          
            ※当記事は、(その1)、(その2)、(その3)、(その4)、(その5)、(その6)、(その7)からの続き 
            
             
             
             (その7)で見た通り、「転生輪廻における、過去世の言葉が解かる」つもりになっている高橋信次様は、「過去世の言葉」にデタラメ訳を付けていた。 
             
             そのデタラメさを示す分かり易い事例は、「訳で登場する固有名詞が、本文の方にはその音に対応するものがない」ことである。 
             
             ただし、例外があり、それは「フリティー」と「N・T」であった。 
             
             なぜ、この二つは一致したのであろうか。 
             
             当記事では、その理由について考察して行こう。 
             
             
             まず、前提として次のことが推察することが出来る。 
            
            
            
              
                
                  @.該当の、N・T子さんによる指導霊・過去世の意識での語りは八起ビルで行われ、それは、講演会もしくはそれに類する場で人々の前で行われた。 
                   
                  A.以前からN・T子さんは、自分の指導霊が「フリティー」という名前だと知っていた。 
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             最初に@であるが、該当の章の直前の章は次のように終わる。 
            
            <P.309>
            
              
                
                   続いて、転生輪廻の現象を、私達のなかのNの指導霊フリティーによって、その過去世をひもといて見せ、(資料・転生輪廻の実証 参照)一座の教団の人々に、生命の永遠であることを説明して見せたのであった。 
                   転生輪廻の潜在意識をひもとき、過去世のそのときどきの、国々の、当時の言葉で実証し、いかに人生の修行が大切であるか、心という不変的な生命はいかに在るべきかを説き、人間は豊かな丸い心で生活しなくてはならないかを、証明したのであった。 
                   そのことは、強烈に、私達の心をとらえ、また教団の人々の心をもとらえたのであった。 
                   
                  
                   
                  (※管理人注)文字に色を付けたのは管理人(以下、同様)。 
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             前章は、大阪のZ会での講演会の様子が記載されたものであるが、このように、「Nの指導霊フリティー」、および、「過去世」の意識による語りがなされたことが記載されている。 
             
             この大阪での実演(?)の具体的な内容として掲載されたものが、(その7)で見たものなのである。 
             
             ただし、(その7)でも掲載したが、下記の通り、該当章の最初には「八起にて」とあり、これは、高橋信次様が浅草に所有していた八起ビルを示している。つまり、大阪での講演会の時ではなく、別の時、別の場所でのものが掲載されていることになる。(理由は不明だが、こちらの方が、よりまとまって分かり易い内容だったからかも知れない) 
            
            <P.310-311>
            
              
                
                     転生輪廻の実証 
                   
                         N・T子さんの転生輪廻(1) 四五−一二 八起にて 
                   
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             このビルは、高橋信次様がこのような宗教活動をしていた拠点であり、おそらく高橋信次様は人々を前にして、指導霊の存在、転生輪廻を証明しようと、例えば次のような前置きをしてN・T子さんに話すように促したと思わる。 
            
            
            
              
                
                  論より証拠。それでは、N・T子さんの指導霊や過去世の意識に出て来てもらって、しゃべってもらいましょう。 
                   
                  まずはN・T子さんの指導霊さん、お願いします。 
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             それが、(その7)で見たN・T子さんの指導霊による語りへと続いたのだろう。 
             
             そして、その現象を見ている人々には初めての人が多いから自己紹介から始めることになり、当然、そこには、自分の名前である「フリティー」と「N・T」の指導霊であることが含まれることになることになる。 
             
             つまり、高橋信次様もN・T子さんも、「フリティー」と「N・T」という二つのキーワードが出てくることは、話の流れで分かっていたのである。 
             
             
             次にAである。 
             
             本書には、次の記述がある。 
            
            <P.107>
            
              
                
                  |  またN夫人も、多くの来訪者の一人であったが、神理の話を聞くようになってから、1967年5月、転生輪廻の過程を悟り、上段階光の指導霊フリティーの協力を得るようになって行った。 | 
                 
              
             
             
             このように、N・T子さんは以前から、高橋信次様とのやり取りによって、自分の指導霊の名前、かつ、自分の過去世のことを知っていたと思われる。(※当然、それらは、高橋信次様のデタラメ翻訳によるデタラメなものである。) 
             
             また、もし、(その7)で見たものが、N・Tさんに指導霊フリティ−が初めて現れた時のものなら、高橋信次様と質問等のやり取りが発生するはずである。 
             そのようなやり取りがないことからも、該当のものが初登場時ではなく、N・T子さんが「フリティー」という名前や自分の過去世等を以前から知っていたことを裏付けている。 
             
             
             以上、N・T子さんはもともと、自分の指導霊が「フリティー」という名であることを知っており、かつ、話の流れとして上記2つのキーワードが出てくることが自然であったので、本文と訳の双方で、これらの固有名詞が登場することになったのである。 
             
             また、逆に言えば、高橋信次様の前フリで、特定の固有名詞が出てくることが事前に分からなければ、高橋信次様の訳とN・T子の語りの双方に登場する固有名詞は、偶然でもなければ一致しないことになる。 
             
             そのことを確認する為に、(その7)で見た、N・T子さんによる指導霊の語りの続きを見てみて行きたいが、続きは(その9)にて。 
             
             
            
             
            2018.0616 新規 
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               (※「AIRランキンク」゙さんの精神世界ランキング。クリックすると、当HPに一票入れたことになります) 
             
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            あとで触れるけど、高橋信次様の翻訳がデタラメなだけでなくN・T子さんの過去世の言葉での語りもデタラメな。 | 
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      そ なお |