1927年9月、長野生まれ。
幼少の頃から、「肉体の自分」を抜け出した「もう一人の自分」という霊的体験を重ねるようになり、この「もう一人の自分」とは誰なのかという疑問を追求する。
その後、電子工学、物理、天文、医学などを学び、実在界(あの世)との接触を体験しながら、人間の心と肉体の関わりを解き明すとともに、人間は魂として永遠の生命を抱いて転生輪廻しているという真理(神理)に目覚める。
以来、コンピューター機器の製作会社を経営するかたわら、『心の原点』『心の発見』(全3巻)『人間・釈迦』(全4巻)など、多数の著書や講演活動を通じて、「人間は肉体のみの存在ではなく、その本質は魂であり、人智を超えた大いなる存在、神仏によって生かされている」こと、さらに「すべての人間は、自己の確立と世界の調和のために生まれてきた」ことを説く。
1976年6月、自らの予言どおり、生涯を終える。
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