「光の時代がはじまりました」にツッコミ!(その11)・・・越智啓子さま
※当記事は(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)(その6)(その7)(その8)(その9)(その10)からの続き


 越智啓子様の過去生はムーにアトランティスにレムリアと、存在しないものまで登場する。しかも、(その10)で見た以外にも過去生があるようで、、、
『光の時代がはじまりました』 (越智啓子/徳間書店/2012.3) P.50
 アフリカ時代にターザンのように、大好きな動物たちとのびのび遊んで暮らした時代がありました。元気がいいからと、アメリカから来た奴隷買いの商人につかまって狭い奴隷船に乗せられて、アメリカに渡りました。


(管理人注)文字に色を付けたのは管理人(以下同様)
 どうやら、「アフリカ時代にターザンのように、大好きな動物たちとのびのび遊んで暮らした時代があ」ったらしく、奴隷商人に捕まってアメリカに連れて来られたらしい(笑)

 
ターザンてもともと小説の話やし、アフリカの人でホンマにターザンみたいな生活しとった人おらんやろ・・・


 そして、他にも、、、
『光の時代がはじまりました』 (越智啓子/徳間書店/2012.3) P.51
 さらに、マーメイドの過去生があるというのは、はじめて私の本を読む人んはびっくりの内容だと思います。マーメイドはメルヘンのおとぎの国の話で、架空の想像の世界の登場人物だと私たちは思ってきたからです。
 よく考えれば、この人生、世界、宇宙全部が、”思い”でできた空想の世界です。実態があるようでいて、ないのです。
 
アフリカのターザンのような青年も、海で自由に泳いでいる人魚も、同じように、そんな楽しい体験をしてみたいなーと思って、イメージして創ってみたのです。
 長いキラキラした髪の美しい女性で、ボンキュボンのすてきなプロポーションで、下半身はキラキラのウロコの魚の形をしている
人魚を創造してみたのです。

 「ターザン」の次は「マーメイド」(笑)。

 
架空の存在の過去生ばっかじゃんよ。。。

 そして、後半部分にて、架空の存在の過去生があることの説明が始まる。
「ターザンのような世界も、海で自由に泳いでいる人魚も」「イメージして創ってみたのです」
 主語は明記されていないが、越智啓子様と言うことで良いだろう。「過去に、そういう転生先にしたいと思い、そういう存在を自ら創造して転生した」という話のようだ。

 遠い「過去」やなくて「今」やで、越智啓子様。そんな妄想過去生を創り上げとんのは。


 また、架空の存在以外では、、、
『光の時代がはじまりました』 (越智啓子/徳間書店/2012.3) P.55
 気になる人びとといえば、『人生の創造』(徳間書店)にも取り上げていますが、私も画家ゴッホのエネルギーを3%もっていると天使にいわれて、びっくりしたことがあります。
 なんやねん、「画家ゴッホのエネルギーを3%もっている」って(笑)

 で、どういうことかと言うと、、、
『光の時代がはじまりました』 (越智啓子/徳間書店/2012.3) P.56
 「人生のしくみ」の生まれ変わりシステムでは、じつは100パーセント、その人自身まるごと生まれ変わるわけではありません。100パーセントだとその時代の続きだけしかできなくなります。
 
〜(中略)〜
 光の束は、好きなように選んでブレンドできます。
いろいろな時代の、いろいろな自分の続きをしたいときに、すこしずつ光をつまんでくるのです

 どうやら、いろんな過去生をすこしずつブレンドして生まれ変わって来るそうだ。

 というワケで、
ゴッホも越智啓子様の過去生に追加。


 さらに、歴史的有名人物では他にも、、、
『光の時代がはじまりました』 (越智啓子/徳間書店/2012.3) P.56
 さらに、最近、天使にいわれてびっくりしたのが、「啓子ちゃん、マリー・アントワネットのエネルギーも2パーセントだけもってるわよ!」でした。
 マリー・アントワネットも越智啓子様の過去生らしい。

 マリー・アントワネットを過去生やと言うとる人を集めたら、どんだけの人数になるんやろな(笑)


 以上、架空の存在まで自分の過去生にしてしまうのは越智啓子様らしいが、それ以外は、ムー、アトランティス、レムリアに歴史的人物と、同様の自称霊能者と比較するとオーソドックスなラインナップと言えよう。

 しかし、越智啓子様はこれくらいでは留まらない。
『光の時代がはじまりました』 (越智啓子/徳間書店/2012.3) P.222
 第2章の最初に紹介したように、私たちの意識がディセンション(次元下降)して3次元の物理的な世界に下りてきたときに、すぐに人間になったわけではありません。まず鉱物、つまり岩や石やミネラルになったのです!
 どうやら、我々の過去生をさかのぼって行くと、「岩や石やミネラル」に行きつくらしい。

 そして、
『光の時代がはじまりました』 (越智啓子/徳間書店/2012.3) P.223-224
 クリスタルが異常に好きな人や、クリスタルショップに行くとつい衝動的に買ってしまう人は、昔の鉱物の意識がとても濃いのです。
 あなたもクリスタルだったことがあります!
 それも
特定のクリスタルが好きな場合は、そのクリスタルだったことがあったのです思い入れが強いのは、まさにそのものだったことがあるからです

 特定のクリスタルが好きだったり、思い入れが強かったりするのは、自分の過去生だったことがあるからだそうだ。

 また、
『光の時代がはじまりました』 (越智啓子/徳間書店/2012.3) P.226
 ラジウムを発見したキュリー夫人は、かつてラジウムになった体験がある意識をもっていたから発見できたのです。昔の自分を見つけたのです!
 キュリー夫人は過去生がラジウムだったから、ラジウムを発見できたらしい。

 なんか、もう、すっげぇよな。

 この、発想の安易さ、思考の浅さ・・・呆れるばかりだわ。

 越智啓子様にかかれば、「好き」とか、ちょっとでも関連を見い出せたら、ぜ〜んぶ、過去生になっちゃうんだろうねぇ。


 ちなみに、越智啓子様の過去生であるゴッホについては、こんなことも、、、
『光の時代がはじまりました』 (越智啓子/徳間書店/2012.3) P.231
 ひまわりを何度も油絵に描いたゴッホは、きっとひまわりだったのです!
 うっわ〜〜〜(ドン引き)。

 
てか、ゴッホはアンタの過去生だろうに。な〜んで、キュリー夫人の方は「断定」で、こっちは「推量」なんだよ。

 
自分でも、区別ついてねぇだろ。




 ※続いて(その12)では、過去生療法について見て行きたい。



2016.11.02 新規

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ポケモンGOにハマってる人は、ポケモンの過去生があるんだヨ。昔の自分を捕まえてるんだゾ。