私の邪念対処法(その10)
※当記事は(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)(その6)(その7)(その8)(その9)からの続き。


9.邪念対処法 

(4).邪念可視化排除法 ・・・ 邪念を可視化した上で排除 (レベル2)

 (その7)でも記載した通り、邪念可視化排除法
対症療法で、他人から受けた邪念をその都度排除して行くものである。


 それでは、邪念可視化排除法の実施手順である。

@.実施手順
<姿勢>

@.結跏趺坐、半跏不座、胡坐のどれかで座る。
A.背は丸まらず、反らず、地に対して垂直にする。
B.お腹を前方斜め下に向けて少し膨らます。

C.手は法界印。
※結跏趺坐等の座り方、及び、法界定印については以下のページを参考に。
○「坐禅の作法」 (曹洞宗HP


<前作業>

D.目を閉じ、浅くなく、深くなく、ゆっくりと呼吸を繰り返し、雑念を無くし心を落ち着ける。



<本作業>

(可視化)
E.目を閉じたまま、目を開いている時に見えるものを視る。例えば、膝→太股→両手→部屋の様子。(※もちろん、視えるはずはないのだが、自分の記憶で補完して映像化する感じ)
F.慣れて来たら、徐々に、目を開いていても見えない所を視て、背中へと視線を移動する。例えば、顔→頭→背中。
G.背中を視る際は、何かが取り憑いている前提でその何かを視る。


(排除)
H.視えたモノに対してイメージで攻撃を行う(※剣で突き刺す、炎で焼く等。また、不動明王等をイメージして攻撃してもらっても良い)。
I.「これくらいでいいかな」と思ったら、視えたモノを地獄送りにする。
11.Iまでを実施しても気分がスッキリしない場合、漠然とした不安がおさまらない場合は、は、E〜Iまでを再度゙実施する。



<本作業補足>

○邪念のイメージ化

 邪念は
「不快な生き物」としてイメージ化される場合が多いようだ。
 私の場合は、今まで
「毛虫のような気持ちの悪い生き物」「ザリガニのような生き物」等があった。

 ちなみに、近頃私は、人そのものが視えるようになってしまった(笑)。
 例えば、最初、見覚えの無い
「髪が短い痩せたおばさん」が視えて、排除した後、まだスッキリしなかったので再度、実施してみたら、今度は、「人頭(別のおばさんの顔)で身体がナメクジの生き物」が視えた。

 なお、何も視えない場合、現在の状況が邪念によるものではないか、もしくは、当該手法に向いていないかのどちらかである。後者のケースで、何度やっても視えない場合は、当手法の実施は諦めて欲しい。


○攻撃のイメージ

 排除対象とイメージが共有化されることが大切なので、基本的には、殴る、踏みつぶす、剣で刺す、燃やす等、原始的な攻撃がよく効くようである。そのようなイメージだと、対象と攻撃のイメージが共有されやすいからである。

 逆に効きにくいのは、
「光で浄化する」「光のビームで打ち抜く」等のイメージである。対象が光を怖がっていなければ、こちら側のイメージのみとなって効果が半減するからである。
 また、自分の気分が乗ることも大切なので、私はアニメや漫画の攻撃シーンを参考にすることが多い。

 なお、攻撃なしで
「地獄送り」だけで気分がスッキリするのなら、別に攻撃はしなくても良い。

「地獄送り」のイメージ

 私の場合は、
「空間に穴を開けて地獄とつなげ、そこから無数の手が伸びて来て地獄に引きずり込む」をイメージしている。
 ちなみにこれは、漫画『ベルセルク』で、使徒の伯爵が地獄に飲み込まれる時のイメージ。多分、3巻だったと思う。こちらも漫画やアニメのシーンを利用するとイメージしやすい。

 また、「不快な生き物」の場合は地獄送りにしてしまって問題ないと思うが、知人の顔が視えた場合等、地獄送りを躊躇する時には
「異次元送り」でもいい。

 私の場合は、漫画『聖闘士聖矢』の黄金聖闘士サガの必殺技アナザーディメンションのイメージを使用している。空間が上下に分かれて別次元とつながり、そこに視えたモノが吸い込まれて行くイメージである。



<実施タイミング等>

 漠然とした不安を感じている時、ウツ状態の時、もしくは、「ウツが来そうだな」と感じた時等に、その都度、実施する。



<注意点>

○呼吸は、苦しくなるほど深くゆっくりしない。

○意識同士のイメージ戦なので、
気持ち的に負けたら負けである。
「このようなことをするのが怖い」という気持ちが拭えないのなら、実施しない方がいい

 また、やってみて、イメージ化したものを攻撃する想像ができないどころか、逆に自分を攻撃してくるイメージしか視えないのなら、その時点で終了した方が良い。気持ち的に負けているからである。

上手く行っても基本的に妄想だと思うこと。どこまで行っても推測の域を出ず、立証のしようがないからである。
 また、視えたモノは、所詮は自分がイメージ化したものに過ぎず、
「邪念をイメージ化するなら」という条件で視えていると思って欲しい。当然、人によって視えるものは違って来ることになる。

 勘違いして
「特別な力を手に入れた!」などと調子にのると、ウチのHPでツッコミを入れている自称霊能者たちのようになってしまうことになるので、くれぐれも注意して欲しい。
(参考)当手法の常識的解釈

 当手法を実施してウツや不安等が解消されることについて、常識的には、
「『自分の精神にマイナスの影響を与えているモノを攻撃して排除した』と思い込むことによって、気分が楽になっただけ」と解釈することが出来よう。


「不快な生き物」以外が視えた場合、ケース・バイ・ケースで判断して対処願いたい。

 例えば、私の場合、上述のような人の姿が視えた場合でも、それが当HPに対する逆恨みだと分かっているので(*)、迷うことなく攻撃&地獄送りにしている(*
「分かっている」と言うか、正確には「そんな気がする」程度で確たる根拠はないのだが)。

 参考として、想定されるケースと対処法を数例あげておく。
<赤子、もしくは胎児が視えた>
 → 自分に流産、もしくは堕胎の経験がある場合は、供養してあげる(ちなみに水子の霊は、女性のお腹に影響を与える場合が多い)。

<知らない人の怒った顔が視えた>
 → 
「面白半分で心霊スポットの廃屋に行ったことがあり、その後、不幸が続いている」などという経験がある場合は、その霊に対して反省と謝罪の念を送る。

<荒れたお墓が視えた>
 → 墓参りに行かずに荒れ放題にしている場合は、定期的に墓参りに行って掃除もするようにする。

 まずは、視えた映像をヒントに心当たりを探し、原因の当たりが付いたらケース・バイ・ケースで適切と思われる対処をして欲しい。もし、自分が悪いのなら、謝るのが先であり、「いきなり攻撃をしかける」などと言ったことはせずに、常識的に対応して欲しい。



<その他>

○姿勢
 他にも、正座、椅子に座って、立ってでも可。ベットに横になると通常、寝てしまうので不可だが、寝てしまわないのであれば可。
 自分がやりやすいやり方で。

○印
 結ぶ印は何でも可。印を結ばずに、両手を伸ばして手のひらを下にし、膝の上に置くだけでも良い。自分がしっくりくるもので。

○邪念を発した側に対する影響
 
「おそらく無いだろう」としか言えない。

 私の場合、
「多分、この自称霊能者からの邪念だろうな」と思っている相手が、当手法実施後も普通に活動を続けているので、邪念を発した側には影響がないのではないかと思われる。
 ただし、本当にその自称霊能者からの邪念なのか確認しようもないし、また、直接、本人に
「△日以降、調子悪いとかない?」と聞くわけにもいかないので推測の域を出ない。

○お守り等
 
「ちょっと怖いけど、やってみたい」という人は、近くにお守りを置いたり、やる前によく行く神社の神様に「どうか守って下さい」等とお願いしてからやっても良い。



<参考>
 当手法の「邪念の可視化」の部分は、以前、オカルト系まとめサイトで見た「霊感があるかどうか確認する方法」を参考にしたものである。

 実際に見たページは見つけられなかったが、検索してみると似たようなものが以下のサイトで記載されていた。参考まで。

  ○「自分でできる霊感チェック!! 霊感が強いのはこんな人だ!!(けっこうマジ)
     ※「--- こちらは超定番モノ。『目を閉じて玄関から〜』、・・・」の部分





A.想定する効果

邪念を可視化した上で排除

 以下のような精神的にマイナスの状態にある時、その原因が邪念である場合に、そのマイナス状態を解消、もしくは緩和する効果を想定。
○落ち込んでいる時
○気が滅入っている時
○何事もやる気が起きない時
○漠然とした不安を感じる時
 ただし、(その8)で説明した丹田活性化法と同様、強力に自分を不安にさせる現実がある場合は多少しかやわらげる効果は望めない。その場合には、まず、その現実をなんとかする必要がある。


 また、次のような体質の人も、人ゴミに行った後に実行すれば、精神的な疲れを解消・緩和させることができる(※その疲れが、人ゴミで他人のマイナス想念等の影響を受けた結果である場合)。
○人ゴミに行くと異常に疲れる

 そして、効果を想定する精神疾患は以下の通りである。
○ウツ病(双極性障害(旧名:躁うつ病)も含む)

 ウツ病の場合、その状態を緩和させる効果を想定。

 また、(その8)で説明した丹田活性化法と合わせて実施することにより、丹田活性化法のみを実施するよりも早期にウツ病の解消ができると考えている。




B.想定するリスク

○邪念、及び、その他のものが視えて、それらに精神的に負けてしまった場合、状況が悪化する可能性がある。

○邪念以外が視える場合

 上記の<注意点>で述べた通り、
邪念(不快な生き物)以外の何モノかが視える場合がある。その何モノかが善意・悪意に係らず霊障を引き起こしている可能性があるので、適切な対処が必要となってくる。



(注)
想定する効果、及び、リスクについては、今後、実践者からの報告をもとに適宜修正して行く予定である。



 続いて(その11)では、これまで紹介した3件の邪念対処法の参考的な実施スケジュールについて述べる。



2015.03.31新規

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